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福助くん その6

  • D_p1000397_s
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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その3

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福助くん その2

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福助くん その1

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2009年12月22日 (火)

勉強する人、しない人

 20091221日付けの日本経済新聞朝刊に、注目すべき記事が掲載されていました。

 労働政策研究・研修機構の小杉礼子統括研究員の寄稿で、高学歴者ほど率先的に自己啓発する結果として、非正規雇用から正社員への移行率も高いというのです。

 ボクは、1990年代の前半あたりから、ダイヤモンド社の自己啓発雑誌『月刊エグゼクティブ』(2002年に休刊)で資格や大学・大学院の社会人入学などを継続的に取材してきました。だから、体験的に「勉強する人はずっとする、しない人はずっとしない」ということを感じてきたのですが、これを数値的に裏付けたのが、この寄稿だったのです。

 記事の要旨を簡単にまとめると、以下のようになるでしょう。

1)非正規離職者のうち正社員に移行を果たした人は2002年には14.2%だったが、2007年には16.1%に上昇

2)正社員移行者の性別は男性が多く、年齢では20歳代前半が最も高い

3)大卒や大学院卒の正社員移行率は高卒者を大きく上回る

4)正社員移行者は過去1年間の自己啓発実施率が高い

 このことから寄稿は「自己啓発をする者の方が、正社員への移行の可能性が高いのではないかと推測される」と指摘しています。

 もっとも「因果関係は慎重に論じなければならないが」という前置きがあるので、直結するのは危険だと思いますが、要するに「自ら学ぶ」ことは決してムダではなく、それを自発的に行うのはやはり高学歴の人が多いということです。

 不運にして非正規雇用になったとしても、自己啓発によって正社員に移行できた人が少なくないことは大いに注目できるでしょう。

 何しろ新卒者は空前といっていいほどの就職難であり、1年間も就活を続けている学生もいるといわれます。高卒者では半数程度しか就職が決まっていないにもかかわらず、政府はデフレを認めてしまいました。こうなると企業が人件費の抑制から、求人の減少に走るのは当然です。

 これは大きな状況の話であり、個人の力ではどうしようもないレベルにきています。「だから運が悪い」と諦めてしまえば、自分を取り巻く小さな状況を変えることは絶対にできません。

 大きな状況は社会や政府や国際関係であり、個人の力でこれにアクセスするのは大変に難しい。しかし、「小さな状況」の主役は紛れもなく本人ですから、自分が変わることでそれを変えていくことは十分に可能なのです。

 自分を変えるというのは様々な方法がありますが、最も簡単でローコストなのが自己啓発ではないでしょうか。このことを、高学歴者ほどよく理解しているという結果が調査から判断できたわけですね。

 では高学歴者のほとんどが自己啓発を怠らない「勉強する人」であるかというと、決してそうではありません。高卒者や専門学校卒者で、社会に出た後に大学に入学・編入学する人は少なくありません。

 こうした違いは、「学習への信頼」と「自ら学習する習慣」から生まれてくるのだと思います。

 その結果として、まず前者は「勉強しても何も変わらない」という諦めが、簡単に「運が悪いんだ」「すべて社会のせいだ」という責任転嫁につながります。これほどの不景気に、こうした考え方では、いくら面接を受けても内定が取れるはずはありません。

 次に「学習の習慣」。自ら学ぶ習慣に乏しい人は、他者依存の指示待ち族となります。雇用調整も避けられない時代に、仕事や会社に「ぶら下がる人」を正社員にしたい企業があるはずがない。

 この2つが、自己啓発という行為の中に隠されているからこそ、正社員への移行率が高いのではないでしょうか。

 原因が分かれば、対策も明らかになります。学習の力を信じて、それを習慣化すればいいだけのことです。

 自己啓発のテーマは人によって違うはずですが、学習への信頼と習慣が自分を変え、結果として自分を取り巻く環境を否応なく変えていくでしょう。

 不況期には頭を下げて暴風雨をしのぐほかありませんが、少しだけおカネに余裕があるなら、自己啓発のチャンスといえなくもありません。

 少なくとも、時代や社会に翻弄されるだけの人生なんて、ちっとも面白くないですよね。

 このブログと同じようなことをもっと詳細に『キャリア・チャレンジ2009-2010 でも書いたので、参考にしていただければ何よりです。

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