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2010年2月22日 (月)

キミがやらなきゃ誰がやる

 冬季オリンピックで、某スノボ選手の服装や発言が話題となり、賛否両論だそうです。元アイビーのボクとしては、あのケツばきズボンはカッコいいとは思えません。何しろ自殺防止でベルト着用を許されなかった受刑者のスタイルですからね。

 けれども、それで鬼のクビを取ったかのように公式記者会見で質問するメディア側も、2ちゃんねるでも芸能人の浮気でもないんだから、スノボという競技のことを聞くのが本筋だろうと思うのです。だから「うっせえーな」と彼は感じたのでしょうが、それを口に出すのは明らかに社会人とは言えません。

 実は、この話題の是非はボクにはどうでもいいことで、むしろオリンピックという大会に関する態度が昔とは随分変わってきたことに注目しました。

 というのも、日本で初めてオリンピックが開催されたのは1964年ですが、あの当時に、あんな着くずし方をしたら、賛否両論などあり得なかったからです。マスコミも世論も袋叩きにしたに決まっています。せっかく東京オリンピックで銅メダルを取ったのに、後に「もう走れません」と自殺したマラソン選手もいたじゃないですか。「国の代表」という言葉に、個人の命までかけていた時代です。

 それが、今や「賛否両論」があるわけで、「否」だけではないことが最も評価できることではないかとボクは思うのです。

 それに、テレビではあまり触れていませんが、彼はプロの選手だそうです。同じ代表選手でも、今では立場や練習環境が一律ではないわけです。プロともなれば、卓越した技はもちろんですが、その個性もプロとしての一部を構成しているはず。競技はもちろん、スタイルでも、他の人たちと同じでは商売にならないのです。

 彼の影響を受けて、実力もないのに表面ばかりをマネする若者が出てこないことを祈りますが(きっと出てくるでしょうね)、いずれにしても試合後に「楽しかった」と語る選手が珍しくないように、「国の代表」という色彩はかなり薄くなってきました。

 なのにメディアでは「日の丸飛行隊」なんてね。ちょっと勘弁してほしい時代錯誤ではありませんか。

 こうした「国の代表」意識は、会社や組織にも応用されてきました。汚職などが発覚した時に、本人ではなく、秘書や重要参考人が秘密を隠したまま自殺するなんておよそ考えられないことが繰り返されてきたじゃないですか。会社のために個人の身命を賭したわけです。安全偽装も談合だって一人一人の会社員は決して良いとは思っていないでしょう。

 しかし、会社への帰属意識と依存心が、そうした良心を破壊してきたのです。

 戦後の会社や組織は、旧軍隊を模倣したといわれています。それから60年以上を経て、少なくともオリンピックでは、前述の「賛否両論」レベルになってきましたが、果たして会社や組織はどうでしょうか。

 目立たない横並びで「出る杭は打たれる」意識は薄くなったでしょうか。むしろ、不景気による就職難で、会社への「過剰適応」が要求され、あるいは自ら進んで適応しようとしていませんか?

 しかし、今回の不況はボクの乏しい経験でも未曽有のレベルであり、軍隊型会社組織の構造的限界が背景にあるような気がします。コストダウンで一時期を凌いだところで、再び活況に転じる時が果たしてやってくるのでしょうか。

 このあたりはもっと解説が必要になりますが、GDPが好転したのは依然として輸出のおかげでした。国内では既存業態は次々に陳腐化しており、市場には買うべき新しい商品に乏しい。ならば、みんなが欲しがる面白い商品といった付加価値を見つけ出さないといけません。

 しかし、ボクたちの会社というビジネスモデルが、果たしてそれを生み出せるような仕組みになっているでしょうか。

 時代認識はもちろん人によって違いますが、日本の社会や組織はどう考えても変革すべき時期にきています。でも、横並びを良しとして組織に「過剰適応」した人材では新たな改革提案は無理でしょう。かといって、飛び抜けた個性や規格外の人材を日本社会は敬遠してきました。

 そうした規格外の個性的な人材が日本史で大活躍したのは、戦国時代と幕末・維新という大混乱期しかなかったといっていいでしょう。そして、今こそが第三の「静かな大混乱期」にあたるとボクは思っています。

 きっと誰かがやるからと、みんなが傍観しているうちに、みんなが貧乏になりかねません。

 オレがやらなきゃ誰がやる、と一歩を踏み出さなければ、明日は昨日の繰り返しに過ぎません。では、どうすれば「打たれない出る杭」になれるかを、次に考えていきたいと思います。

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