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2010年3月29日 (月)

BASEL WORLD2010雑感(4)

 先週予告したように、バーゼルワールド2010で注目した新作の一部を紹介することにします。

  ただし、取材したのは出展ブランドのあくまで一部であり、まだきちんと整理もしていないので、ボクの記憶に残っている話題の速報となります。さらに、デザインやファッション的な視点では人によって感想も異なるので、新しい機構だけに注目してみました。

 男にとって時計はクルマと同じで、実はメカのほうに興味を持つ人も多いはずですが、詳しく書くと長くなるので、ささっと簡単に紹介します。

 さて、乏しい取材(とはいっても4日間で30ブランド以上)から記憶を掘り起こしてみると、やはりタグ・ホイヤーかな。テンプからヒゲゼンマイをなくしたコンセプト・モデルがブース前に展示されていました。機械式時計はテンプの往復振動で秒をカウントしますが、この往復振動をさせているのがヒゲゼンマイなのに、何とそれを取り去ってしまったのです。どうやらマグネットの反発で振動させているようですが、これは革命的な発想といっていいでしょう。

 タグ・ホイヤーでは、すでにローターの回転運動でなく、金属塊のスライド運動で自動巻きする機構などを開発しており、いわば時計の基本機能の改革に挑戦してきました。その意味では、時計の心臓部に至るのは必然的といえるかもしれません。

 コンセプトだけでなく、それを時計として実現してきたことも、前に書いたシチズンのようにスゴいことです。

 その実例が、モナコの新作限定モデル。ムーブメントをケースの中に浮かぶように配置して、それを4本のショックアブソーバーが支える構造になっています。つまり、衝撃や振動に強い。クロノグラフですけど、リューズもプッシャーもムーブメントと直結されていません。これはダイヤル側から視認できます。

 これもコンセプトを発表してから実用化という段取りを踏んでおり、ということは、来年あるいは再来年にはまさにヒゲゼンマイのない時計が登場することになると今から期待しています。

 耐衝撃性つながりでいえば、ボール・ウォッチでユニークな機構を搭載した新作がありました。時計の裏側にプロペラ型のネジがあって、これをヒネると自動巻きのローターがググっと固定される仕組みです。

 時計に衝撃が加わると、ローターの軸が動いてムーブメントが損傷する恐れがあります。そこでローターを締め付けて動かなくすることで、耐衝撃性を高めたというわけですね。

 

 たとえばロレックスでは、ローターの中央部分に複数のスリットを入れて、ローター自体がたわむことで衝撃を吸収するようになっていますが、ボールの場合は完全に固定することで保護しているわけです。

 

 数年前から有力ブランドでは相次いで機械式時計の心臓部である調速装置の革新に乗り出しており、シリコンなど新素材も開発されています。それでこそ21世紀なわけで、前述の耐衝撃性も含めて、基本的な機構の改善・改革が機械式における本筋だろうとボクは考えています。

 分かりやすい新たなメカとしては、ゼニスの1周10秒クロノグラフ。モデル名はこうではありませんが、エル・プリメロによる1秒10振動のハイビートをユーザーが視認できる仕組みです。

 一般の時計はテンプの6振動または8振動(5振動もありますが一般的ではありません)で1秒をカウントします。つまり、1/6秒、1/8秒刻みで秒針が動くのですが、エル・プリメロは1/10秒刻みで動いていきます。

 通常の時計はダイヤル1周が60秒なので細かい動きになりますが、この新作ではクロノグラフの秒針は1周10秒で動きます。サブダイヤルで針が1秒間に1周するフドロワイヤントという機構がありますが、あれの拡大応用版ですね。

 このため、ダイヤルには1/10秒目盛が100刻まれており、すこぶる見やすく、0・1秒単位できっちり計測できるわけです。

 モーザーのムーンフェイズもなかなか興味深いモデルでした。1000年間で1日の誤差という精度もさることながら、分単位で月相が分かり、ピンボタンでカチカチと調整できる実用的な操作性も魅力。太陽時の現代に月相が分かってどうなるという意見もあるでしょうが、実は潮の満ち引きや女性の身体も月の影響を受けているともいわれますから、ムーンフェイズは個人的に前から欲しいなと思っていました。

 そのほか、ウブロでは弾丸型の懐中時計が登場しました。トゥールビヨンで時分はデジタルの数字表示。形状から判断すると、おそらく歯車を水平でなく垂直に配列していると思います。パルミジャーニ・フルリエの「ブガッティ」も垂直配列でしたから。すこぶる押し心地の良いクロノグラフも発表されていたのですが、これは後日にでも。

 また、ハリー・ウィンストンによる恒例のコラボレーション「オーパス10」も興味深いモデルでしたが、これまた説明すると大変に長くなるので専門誌を読んでみてください。

 ネットでは新しいメカや複雑機構などは「低調」とされているようで、確かにボクもそんな印象を受けます。ただ、新機構を1年程度でどんどん開発できるわけはありません。ムーブメントの新作も数年がかりが普通。しかも景気の先行きを読みにくい昨今ですから、新しいメカに多大な開発投資をしにくい環境にあります。

 こうした事情を踏まえてみると、それでも時計業界は頑張っているなと思うわけですね。

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