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福助くん その4

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福助くん その2

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福助くん その1

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2010年3月 1日 (月)

「提案」と「知恵」を見せよう

 就職環境がますます悪化しているようです。特に新卒者と中高年の受け皿が激減しており、日本が社会的弱者をさっさと容赦なく切り捨てていく、極めて薄情な国であることがはっきりしてきました。

 少子高齢化が進んでいるというのに、彼らを雇用できなければ、国家としての生産力はいよいよ衰退していくでしょう。

 だから、こんなボロ船からはさっさと逃げるというのも一つの方法かもしれません。

 1990年代後半に、HECというフランスのビジネススクールで数人の日本人留学生を取材したことがあります。男女とも20代後半で、大手都市銀行の退職者も複数いました。彼らはもちろん自費留学です。当時も就職難でしたから、心配して修了後の予定を聞くと「採用してくれるなら働く国は問わない」と明確に言ったので、感心させられた記憶があります。

 彼らのその後は知りませんが、今の不況を思えば、先進的なあり方だったといえるでしょう。

 それこそ前のブログで書いたシンガポールあるいは中国のビジネススクールも含めて、世界を前提にしたビジネスキャリアづくりを本気で考えたほうがいいかもしれません。

 政治や行政が就職難に対してまったく何もしないわけではなく、職業訓練を積極化しています。そりゃやらないよりやったほうがいいに決まっていますが、それだけで雇用の受け皿が増加するとは思えないのです。経済悪化で新卒を雇う余裕がないから求人数が激減しているわけで、少しばかりパソコンができるとか簿記ができるから採用を増やすなんてことになるでしょうか。

 その税金を新卒採用のための雇用助成金に振り向けたほうが、よほど直接的な受け皿の増加につながるとボクは思うのですが。

 名目は職業訓練ですから必要性はありますが、それをタテにして結局は雇用・能力開発機構といった天下り法人の仕事を増やすだけです。既得権益を維持するための「部分最適」が、行政の底が抜けたところまで行き渡っているクソな国としか思えません。

 その一方で、大卒者の場合は、安定志向が強すぎて大手企業は満員礼留め、逆に中小企業は人材不足とも伝えられています。とすれば、職業訓練以前に学生諸君の意識改革が必要となるわけで、何だかみんなが不況に慌ててズレまくっているような気がしませんか。

 文句ばかりでは始まらないので、ではどんな人材なら採用に有利かを考えてみました。

 新卒であれ、転職であっても、ボクのところのようなウルトラ零細企業も中堅企業も欲しい人材のホンネというのは、下記に尽きると思います。

●カネを稼げる人材、または仕事を取ってくる人材

 不景気でモノが売れない、仕事が入ってこないから会社は困っているのですから、売れる人材や仕事を取れる人材でなければ、人件費を投資する価値がありません。

 もちろん、会社の歯車的な人材の交換や補充としての求人もあるはずですが、その絶対数は経済成長で会社が大きくならない限り増えないはずです。今はむしろ減らしたいからこそ正規の枠が少なくなり、派遣や契約など非正規社員が増えているのではないでしょうか。

 にもかかわらず、お役所キモ入りの職業教育がもしも歯車づくりのようなものであれば、決して採用には結びつかないとなりませんか。

 採用する側として考えても、「ボクは辛抱強いです」といった自己アピールをくどくど聞かされても飽きるばかりですよね。採用面接のノウハウ本が普及しているので、要するにみんな同じように見えてくるわけです。

 そこで、前述のホンネを裏返せば、「ボクはこうやって御社の売上に貢献できます」とか「こうすれば御社の仕事が増えます」という「提案力」が人材としての付加価値につながるのではないでしょうか。

 もちろん、このようなアブラぎったホンネを隠して、タテマエ前面で採用を考える会社もあるでしょう。そんな場合でも、以下が本質だと思うのです。

●知識でなく、知恵を使える人材

 知恵とは、近年の流行語になっている「地アタマ」と同じです。何でこんなヘンな言葉にするのかよく分かりませんが、現場の変化やトラブルに即応できる「応用力」であり、難関や課題をブレークスルーできる「創造力」でもあります。人や社会の動きをいち早く捉える「想像力」でもあり、もっと簡単にいえば「工夫する力」とも言い換えられるでしょう。

 それが如実に分かるのが、すでに述べた「提案力」となるわけです。

 この2つを採用要件の本質だと考えるのは、何度もこのブログで指摘してきたように、日本社会が老朽化しており、どんな企業活動も革新・変革が求められているからです。

 たとえば百貨店がここまで衰退すると予想した人がいるでしょうか。メーカーだってアジア新興国の追撃を受けており、あのトヨタですらリコールで危機対応を迫られています。

 世界全体がリーマン・ショックの直撃を受けたのに、日本とヨーロッパの一部の国だけが負け続けているのは(ほかにもあるでしょうが)、政治のせいも十分にありますけど、改革・変革・進化に遅れたからではないでしょうか。

 それによって、日本自身の「カネを稼ぐ、仕事を取る力」が乏しくなっており、それはとりもなおさず「知恵」の衰弱を意味すると思うわけです。

 ボクは就活の評論家ではないので、あれこれと難しいことは言えませんが、そんな企業に何かを積極的にこちらから「提案」しても、決して迷惑ではなく、むしろ歓迎されるのではないでしょうか。

 不勉強がもろバレなアホ丸出しの提案は論外ですが、途方もない空想でも理想でも、評価する会社は必ずあります。むしろ、そうした会社こそ将来的な「伸びしろ」があると考えたほうがいいでしょう。

 人間搭乗型ロボットはガンダムとか攻殻機動隊などのSFマンガから始まりましたが、今では現実化は目前です。こうした発想や提案、それに既存のビジネスモデルを変えていく、知識ではない「知恵」を、企業は何よりも求めているのではないでしょうか。

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