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2010年3月12日 (金)

アートでオンリーワン人材に

 これまで美大や芸大、美術系・芸術系学部といえば特殊な存在でした。別に大学に行かなくてもアーティストにはなれるわけで、実際に東京芸大に落ち続けても海外で認められて成功した池田満寿夫氏のような例もあります。

 それ以前に、美術や芸術の世界で有名になれる人などごく一部であり、卒業生の多くは「食えない絵描き」になるか、先生になるのが精一杯と思われてきました。親としては将来が心配なので、子供がそんな大学や学部に進学するといえば、引き留めたくなるのが普通でしょう。

 しかし、ボクはまったく逆に、むしろ企業にこそ大学院も含めた美大・芸大・美術&芸術系学部の出身者が必要ではないかと考えています。というのも、このブログで何度も指摘してきたように、現代のプロダクトやマーケットにはすべてアートセンスが不可欠だからです。

 こんなことは昔から分かりきっていて、確かクライスラーだと思いますが、クルマのテールサイドにフィン(タテヒレ)を2つ付けただけで爆発的な大ヒットになったなど、デザインひとつで売行きが大きく変わることは誰でも知っています。

 しかし、製品を生み出す会社側にアートに精通した人がいるでしょうか。もちろん工業デザイナーはいるはずですが、やはり技術をベースにしたデザインではないかと思います。

 美大や芸大や関連学部の数そのものが少ないということもありますが、まだまだデザインの価値をビジネスの枠組みで計量できていないと思うのです。このため、アタリとハズレを予測することができません。それで結局はヒットメーカーとされる大家に依頼することになるわけですが、時代や社会の空気は常に動きますから、過去に大ヒットを出したからといって、次も成功するとは限らないわけですね。

 ビジネスの世界は経済学と経営学が中心になっていますが、こうした知識や理論だけではデザインやアートを判断できないはずです。

 しかし、現代の製品や商品はデザインや芸術性を無視した機能性だけで売れるはずがありません。同じような機能の製品が売場にはズラリと並んでいるのですから。

 その一方で、マーケティング・リサーチをいくら重ねても、時代をリードするようなヒントは見つけられないはずです。リサーチの対象は一般人であり、「消費する側」であっても「創造する側」ではないからです。

 投げかけられたテーマや質問に対して好きや嫌いが分かる程度で、まったく新しいものに的確な評価を得ようというほうが間違いです。

 ソニーのウォークマンも、リサーチでは「売れない」と結論付けられたそうです。むしろマーケットから否定・拒否されたもののほうが大ヒットにつながるという意見もあります。

 つまり、ビジネス社会の常識や手法と、感性がベースとなるアートやデザインの間には大きなギャップがあるわけです。コマーシャル・アートとか商業デザインという言葉はありますが、いわばモノを作って売るという計数的な世界と、人間心理や感性という世界の間に「際」が存在すると思うのです。

 この「際」を埋める、あるいはブリッジできる人材が、美大や芸大などで育成できるのではないでしょうか。

 すでにプロデューサー養成に本腰を入れている大学もあって、それも必要なのですが、これはアートのビジネス化、あるいは日本のアートやデザインを世界に売り込む役割なので、それをもう一歩進めるといいのになあと思うわけです。

 これまでになかったスペシャリティですから、経営系の専門家を集めてバラバラに教えるだけではダメで、それらを複合・融合させたフィールドワークやプロジェクト、研究が課題となってきます。

 大学の本質は今や学問追求というより人材育成ですが、学部のたった4年間で専門家になれるはずがありません。だから社会人も関連大学院などで勉強すれば、十分にチャンスのある分野ではないかなと考えます。

 そして、ここが肝心なところですけど、ボクたちが目指すべきヒントや人材像は、もはや成熟して沈滞しつつある社会ではなく、大学が自ら創造して発信していくべきではないかと思うのです。

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