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福助くん その4

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2010年3月 2日 (火)

アートが足りない!

 事務所が渋谷の隣駅という関係で、仕事に飽きたり、ヒマを持て余すと、センター街からヤマダ電機、ビックカメラ、ロフトに東急ハンズなどを見て歩きます。

 様々なモノが大量に並んではいますが、最近の率直な感想は「つまんねえ」です。

 買いたくなるようなモノに、ほとんど出会っていません。設計者や技術者、それに生産ラインの人たちから流通に携わっている人たちにもホント申し訳ないのですが、ただでさえ不景気なのに、これで市場を刺激できるのでしょうか。

 ボクの場合は、インテリアに興味があって、ずっと事務所を模様変えしたいと考えてきました。事務機器のショールームもほとんど回ったことがありますが、全然ダメ。なぜなら、ありきたりの四角いデスクしかなかったからです。

 おお、これはっと思ったのはグニャグニャの雲型定規のようなデスクでしたが、何とかいうアーティストの作品で価格は約100万円。フザけんな、ですよ。思い切って、いつか見たガラスのデスクで統一しようとしたら、もう売場にはないわけです。

 インテリアといえばIKEAですけど、あの店はそれなりに評価できます。たとえば応接セットはこれまで一生ものが常識で、高価なイタリア製なんか買うと、死ぬまで使い続けなければなりませんでした。ところがIKEAでは、ソファベッドでも7万円程度。自分で組み立てるのが面倒でも、5~6年使えばモトが取れて、模様変えも可能になります。これはインテリアでは意外に画期的な発想なんですよ。

 ただねえ、北欧の家具センスも悪くはないでしょうが、もっとシャープでモダンなものが欲しいとなると、IKEAの専門ではなくなってしまいます。つまり、ボクにとっては飽きてしまうわけです。

 とにかく、家電もパソコンも、文房具も、「おっ、こりゃ面白い」というものに最近はほとんど巡り合っていません。

 こちらの勉強不足もあるかもしれませんが、昨今の消費不況で、メーカーも「こんなご時勢にバクチみたいなことはできない」と小さく縮こまっているような気配を感じます。ほぼ、多分、おそらく売れるだろうというモノしか作らないのでは、消費不況は決して回復しないと思うのです。

 そして人間は、いつまでも安い生活必需品だけで満足できるわけではなく、タマには贅沢したいし、気に入ったものを手に入れたくなります。でなければ、高級腕時計が人気を集めるわけがないですよね。

 そこで提案したいのは、機能重視の発想をスッパリと辞めてしまうことです。大昔なら洗濯機やエアコンという機能自体が必要でしたが、今ではそんなものは家電売場にあふれています。ということは、選択要件は必ずしも機能だけではありません。

 ちなみに、ある刃物メーカーは、斬新なデザインを取り入れたことで、世界的なヒットになったそうです。

 敢えていえば、ほとんどのモノは「感性消費財」と考えていいのではないでしょうか。つまり、消費者のアタマではなく「感性」にアピールできないモノは売れないのです。

 かつてタマゴッチなる奇妙なオモチャが大流行しました。大人まで、小さな液晶の中でキャラクターを育てることに熱中しました。あのオモチャは、生活に役立つような機能は一切みごとに持っていません。それでも売れたのは、「感性」を刺激したからです。

 あんな爆発的な大ヒットはそうそう生まれるものではありません。ヘタすれば在庫の山ですから、景気のいい時しかできないバクチの一種かもしれませんが、売れてるモノに右へ習えでは、どうしようもない。

 そこで思うのは、大人の「感性」を刺激するのはアートであります。芸術性というと行き過ぎですが、もっともっとデザインを遊んだほうがいいのです。率直にいえば、街の中も、売場にもアートが足りないのです。

 だから、アーティスティックなデザインを優先して、その後できちんと機能を付加していくという逆転のプロセスでモノづくりを考えてもいいのではないでしょうか。機能を無視するわけではなく、デザイン優先で考えていくわけです。

 そう言うと「すでに高名なプロダクトデザイナーが作った」とか何とか反駁されそうですが、まず第一に、アートといえば実績ある大御所に丸投げという姿勢からおかしい。稟議書に判子をズラリと並べないとゴーが出ないような組織だからこそ、誰も否定できない大御所を持ってくるわけですよ。

 新しいもの、画期的なもの、面白いものや、魅力を先取りしたようなものは、それこそ理屈をつけにくい「感性」なのですから、多数決や最大公約数で生まれるはずがないのです。

 前述のIKEAでは、家具などのデザインを無名の若手デザイナーに委託しているといわれます。この方法をどんどんマネして、多品種少量を条件として、デザインを武蔵美や多摩美とか芸大の学生諸君に依頼してもいいじゃないですか。

 そしたら、ユニークで面白い商品が一杯出てきます。すべて売れなくても、それを見るために売場に来る人だって増えますから、全体の売上には貢献できます。

 もっと個性を、もっとユニークに、もっともっとアーティスティックなものづくりをしようではありませんか(って誰に言っているんでしょうか?)。

 さもなければ、世の中ちっとも楽しくありません。死なないから生きているとは限らないのですから、そろそろ元気を出して、若い人たちを信じて殻を破らせるのが、正しいオジサンたちのマネジメントだと思うのですけど。

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