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2010年4月27日 (火)

書店の将来

 恵比寿では2つの書店がなくなり、今ではアトレの有隣堂と恵比寿ガーデンプレイスの八重洲ブックセンターくらいしかないのですが、iPadやキンドルが普及すると、ますます書店の経営は困難になっていくでしょう。

 ボクの本も置いていただいている関係で(売れなくてご迷惑をかけております)、ちょっと書店の将来を考えてみようかな。

 出版関係者は自明のことですが、書店の多くは委託販売になっています。つまり、取り次ぎから配送された本や雑誌を一定期間並べておき、売れないものは返品して、次の新本などと入れ替えるわけです。

 みんなが書店で本を買う時代は、なかなか魅力的なビジネスでした。ハリーポッターなどは買取りでリスクが発生しますが、これは例外的で、ほとんどが委託販売であれば在庫負担や売れ残りという心配がないからです。悪い言い方ですけど、特段の経営努力をしなくても、立地さえ良ければ、利益率約3割という小売業として稼ぐことが可能だったわけですね。

 ところが近年はコンビニの雑誌の売上比率が高まってきました。つまりライバルの登場です。このため、自分たちで特設コーナーを作り、POPも手書きという書店も珍しくありません。それによって「セカチュー」のように、書店からベストセラーが生まれるようになりました。これは素晴らしいことですけど、中小の書店ではまだまだ昔ながらのところも少なくありません。そうした書店が次々に淘汰・廃業せざるを得ない時代ということです。

 それに加えて、iPadやキンドルといった電子書籍が普及すると、すぐにではないにしても次第に紙の雑誌や本が少なくなり、書店にとっては、若者が本を読まないどころか、自らが扱う商材が減少していく危機に直面すると考えられます。

 さて、そうなるとしたら、これから書店はどうするべきでしょうか。このテーマを思考訓練として、自分が書店主ならどう経営していくかを考えてみませんか。

 こういう構造的で困難な課題に明確な答なんて存在しません。店を閉めて別のことをやる、あるいは土地ごと売りに出すことも間違いではないでしょう。

 でも、書店がやってきたことは単なる本や雑誌の小売業ではないと思うのです。何というか、文化の流通業ではなかったのでしょうか。

 そこでボクなりに考えたアイデアは、書店をカルチュア&アートショップにできないかということです。すでに書店で文房具まで販売しているところがありますよね。それでも結構ですけど、もう少し扱い商品の枠を広げて文化全般、美術・芸術品にまで拡大するわけです。

 本や雑誌も文化ですから、DVDやCDも、各種の教材も文房具も、アートや陶磁器やオブジェなんかも同じであり、ジャンルとして違和感はありません。

 たとえば、ポスターや版画といったアートをあなたはどこで購入しますか? 銀座の画廊じゃ高過ぎますって。だからといって、いい大人が人気タレントのポスターではちょっとね。そもそも、一般の人がアートやカルチュアに触れられるショップというのが見当たらないと思います。

 こうすれば、時にはハリー・ポッター(クドいですね)の本とDVDと関連ゲームとポスターなどをクロスメディアでキャンペーンすることも可能なわけですよ。流通を開拓して商材を集める努力が必要となり、これまでのように委託販売でノーリスクとはいきませんが、だからこそ腕を振るう余地が出てきます。

 スペインの画家とスペインの文房具といった特設展示もいいじゃないですか。何もゴヤの原画なんて展示しなくてもいいんです。写真やらリトグラフといった安いモノで結構。そこからアートが一般に根付いていくのではないでしょうか。

 カルチュアセンターや自動車学校、英語の学校や大学・大学院に行こうと考えている人の窓口を置くというのもありですよね。紹介料はもちろんスクールや学校から取ります。

 何だか街の中は家電の大型量販店ばかりになりそうな勢いですけど、売れるのはモノばかりではないはずです。内向き消費なんて言われているからこそ、ボクはこれからカルチュアとアートが狙い目ではないかと考えます。

 現在のマーケット分析と商品構成はこれからやりましょう。ポイントは、アタマから無理だと諦めずに、現状をきっちり分析して、自分なりの仮説を立てること。そこから売れる方向を検証していくことが大切です。

 もはや、濡れ手で粟の美味しいビジネスなんてあり得ません。小売業は基本的に立地に影響される装置産業ですけど、書店の工夫次第で昔のような賑わいは継続できるはずです。

 ボクが高校生の頃、正月休みなどでヒマに飽きると、特に本を買う気がなくても書店に出かけていました。そこには級友たちも訪れるからです。ついでに片思いの女子も見かけたりして。書店がそんな場所であり続けることを、ボクは願ってやみません。

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