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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その3

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福助くん その2

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福助くん その1

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2010年4月19日 (月)

何だかなあ……

 徳之島の基地移設反対集会に1万5000人が集まったそうです。

 そりゃ突然に米軍の基地移設候補として名指しされれば、ほとんどの人は反対するに決まっています。政府の無策というか、情報ダダ漏れの責任はありますけど、見方を変えれば、そんなにも大反対を受けるような基地が沖縄に集中しているわけです。

 ボクが沖縄に住んでいたとしたら、複雑な心境になるだろうなあ。

 新卒の就活も、ボクには不可思議なことがあります。

 大学が就職で留年する学生のために特別な学費を設定したり、行政などが社会訓練を行うといった支援は必要でしょう。しかし、就職難の根本問題は不景気による採用予定者の減少です。であるなら、これに手をつけなければ、いくら学生の側だけ支援しても、結局は限られたパイの奪い合いが続くだけではありませんか。

 新卒の一括採用にも問題があります。大学を卒業予定の50万人以上が、3年次の冬頃から一斉に就活に動き出し、春過ぎには内々定(経団連の倫理憲章では正式な内定日は10月1日以降)が出るわけです。年中行事とはいっても、何だかヘンですけど、ここでアブれると夏も秋も、ヘタをすれば卒業直前まで就活になってしまいます。

 つまり、学生としての総仕上げにあたる時期に就活で忙殺されるのですから、ゼミも卒論にも影響が出てくるはずです。けれども、今や大学の就職率は重要な選択指標になっているので、「就活やめて授業に出なさい」なんて誰もいえないでしょうね。

 そもそも新卒の一括採用は、終身雇用と年功序列賃金から生まれたものであり、今や大企業でも中途採用を行う時代です。雇用が流動化しつつある、というより、ボクは流動化すべきだと思っていますが、大学卒業直後に必ず就職しなければならないのでしょうか。

 みんなが一斉に就活するわけですから、競争激化で新卒予定者の負担も大きく、ボクなんかにはおよそできないくらいの努力と辛抱が要求されます。もちろん脱落者も少なくなくありません。

 それが社会の試練といえば否定はしませんが、その一方で大企業なら数万にも及ぶエントリーシートが届くはずであり、そんな状態で採用担当者は果たして適切な人材選抜ができるのでしょうか。

 新卒予定者も、採用する側にとっても、一括採用は負担が大きいと思うのです。でも、他社がやっていれば自社がやめるわけにはいかない。それで年々就活の時期が早期化して現在に至りました。

 であるなら、「通年採用」は無理にしても、こういう時こそ政府が強権を発揮すべきでしょう。たとえば卒業直後の4月あたりを就活開始前期に指定して、9月を後期にするとか決めればいいじゃないですか。これなら大学の勉強にも影響は出ません。どうやら「一浪一留」までが新卒限界というのは変わっていないらしいので、ある時期に1回だけ、みんなで1年ほど遅らせるのがそれほど困難なこととは思えません。

 要するに、誰も経済界のクビに鈴をつけにいかないわけですよ。批判や文句が出ないところばかりいじって、肝心な問題はそのまんま。一斉就活に無理や矛盾があるなら、そこから直していくのがスジってものなのに、それをやらない。

 冒頭の米軍基地にしても、そんなにみんながイヤがるものなら、これをなくすことが本質的な解決でしょう。すぐにできないのであれば、誰も住んでいない広い土地を探すか、カネはかかってもサンゴなどのない洋上に人工地盤を作ればいい。関空だって海の上です。

 いずれにしても、米軍基地を日本から撤去するという本質に向かうプロセスが見えていないから、首相の気紛れに思えて冗談じゃないとなるわけです。

 もう一つだけ。大企業は採用者数を抑えていても、中小企業は慢性的な人手不足といわれます。ボクの取材経験でも、最近の新卒予定者はかなり保守化しており、上場企業、大企業にこだわる人は少なくありません。こんな時代ですから、できるだけ安定した会社を望むのは当然ですが、その反面で、もはや大卒者は同世代の半分を占めていますから、決して昔のようなエリートではないことを自覚する必要があるのではないでしょうか。

 このあたりを保護者も含めてしっかりと理解しておかないと、無理を重ねることにもつながります。

 それに、中小零細企業から将来の大手企業や上場企業が生まれてくるわけです。50年前の人気企業が今ではほとんど姿を消していますから、今の人気企業が50年後も安定企業かどうか分からないですよね。

 このあたりは大学のキャリア教育が担うべき部分ですから、仕事と人生といった抽象的な思考だけでなく、リアルな社会的立場の認識と、変革こそが若者の特権であり義務であることを教えなければ、彼らの意識は変わらないと思います。

 そして、おそらく、誤解だったらお詫びしますが、本当に意識を変えるべきなのは保護者の側ではないかという気もするのです。

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