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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その2

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福助くん その1

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2010年4月 7日 (水)

頑張れ百貨店

 世の中には変わり身や逃げ足がやたらに早い人がいます。

 賢いといえばそりゃそうですけど、年を経た重鎮がさっさと自民党を抜けて、新党立ち上げなんてヒドい話じゃないでしょうか。経営が傾きかけた大会社から、そこで功なり名を遂げたはずの取締役や監査役や相談役がいきなり退社して別会社を作るようなことですから、残された社員は見捨てられたようなものです。

 何で会社に残って再建に奔走しないのかと、多くのサラリーマンが思うパターンですよね。こんな身勝手な行動をする人のどこがいったい「政策通」なのか、ぜひとも教えてもらいたいものです。

 さて、昨日の日本経済新聞で高島屋が連結営業利益で前期比46%減(2010年2月期)と報道されていました。百貨店は流通の中でも落ち込みが激しく、すでにあちこちで閉店しています。

 ボクの子供の頃には、百貨店の屋上や大食堂が楽しみであり、名古屋では松坂屋が三越のように崇められていました。今でいえば老舗のブランドが確立されていたのに、なぜメッキがこうも簡単にハガれてしまったのか。

 だから百貨店を時代遅れの業態と考えてツブしていくのも経営者の勝手ですけど、このメッキが剥がれた理由がしっかりと検証されなければ、「逃げ足」だけが早いとなってしまうでしょう。

 平場の仕入れ能力が低く、結局はノレン頼りのテナント商売という批判に尽きるのですけど、客から見ても、総合スーパーと百貨店の売場に大きな違いが見当たらないことに問題の本質はあると思います。

 たとえばボクの専門分野である時計にしても、10万円くらいから100万円以上の時計をすべて同じようにガラスケースで陳列というのはいかがなものでしょうか。しかも、客は立って購入するわけです。

 ヨーロッパの時計専門店はそれとまったく反対で、店内に陳列されている時計はごく僅かです。客はソファに座って、どんな時計が欲しいと望めば、すぐに候補の時計がトレイに並べられて出てきます。ミラノのPISAという時計専門店を取材したことがありますが、奥には沢山の時計が在庫されているのです。

 おそらく防犯の意味もあるのでしょうけど、少なくとも、普通の商品に比べて、高級時計はまったく違う店づくりと応対が行われています。不要不急の贅沢品を買うわけですから「店も特別な雰囲気でなければならない」と担当者は説明してくれました。

 それに比べて日本の百貨店は、ちっとも高級ではありません。ブランドにしても、百貨店でなければ買えないものがどれだけあるでしょうか。外商だけは日本独特の販売方法ですから、これは継続したほうがいいと思いますが、売場に限れば高級感なんてほとんどありません。

 これではブランドイメージもメッキに過ぎないと思うじゃないですか。

 売場の構成だけでなく、プロフェッショナルもあまり見当たりません。高額品を売ろうとするならコンサルティングは必須です。これから大金を使おうというのに、店員からロクなアドバイスもなく、専門知識にも乏しいとしたら、やはり専門店に行こうと思うでしょう。

 以前、某百貨店のアウトドア用品売場で現役の登山家が働いており、すごく有益なアドバイスを受けたことがあります。しかし、彼のススメる商品の一部はその売場にはありませんでした。なぜなら、仕入れは別の人が担当しており、彼の意見がまるで反映されていなかったからです。

 しばらくして、案の定というべきか、その売場は姿を消し、百貨店自体も身売りしてしまいました。

 こんなチクハグでは、総合スーパーにも専門店にも負けてしまうのは当然です。

 もしも仮に高級路線で行くのであれば、まず店舗を厳選して、売場にある既存の什器をすべて撤去。そのかわりに、たとえば客がゆったり座れる高級なソファを数多く置くべきです。それだけで総合スーパーや専門店と見た目の印象が変わってきます。百貨店でなく、サロンにするわけですね。

 次に、専門知識を持つスタッフを雇用する。実はコンサルティング・セールスこそが、高級品を売るための大きな要素だと思うのです。

 要するに百貨店は、あらゆる意味でプロフェッショナルではありませんでした。であるなら、これからは高級品のプロになればいいわけで、決して逃げることなく、頑張ってほしいなあと心から思うのです。

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