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福助くん その4

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2010年5月19日 (水)

日本文化に注目

 上海の万国博覧会、ご当地では世界博覧会というらしいですけど、いよいよ中国の世界的なプレゼンスが高まってきたようです。日本の貿易も完全にアメリカからシフトしており、この先にバブル崩壊でも起きた日には、再び世界同時不況になりかねません。

 この中国に、日本はこれからどう対応していくべきか。

 それを考える前に、1970年の大阪万国博覧会でのボクの経験を少し。確か県立高校に合格した年であり、母が記念に連れて行ってくれました。

 ちなみに、貧乏なので併願(って言うのかなあ)は航空自衛隊少年自衛官でした。すでに合格はしていたのですが、この当時の自衛隊はとても貧乏臭くて、行く気になんてなれませんでした。何せ駐屯地のスリッパが革靴の後ろを切り取ったものですから。いくら給料付きでも、ここで過ごすのかよと。

 ですから、高校の合格は本当に嬉しかったのです。親父が強く勧めてくれたのは競輪学校でしたから、息子を利用してヒトヤマ当てようとでも思っていたのでしょうね。

 それはともかく、名古屋から大阪まで配備されたばかりの新幹線で向かいました。当時のサブタイトルが「夢の超特急」。この勢いは、今の中国と同じですよね。

 目玉の展示物は何といってもアメリカ館の「月の石」でした。その前年の1969年にアポロが月面に到着していますから、ものすごい大混雑で何時間も待たねばなりません。

 母と子で列に並んで待つのも負担ですから、ボクたちは早々と諦めるにしました。昔からベストセラーと並ぶことは大嫌いだったのです。

 でも、せっかく来たのだから何か見ないと帰るわけにはいきません。そこでブラブラ歩いていると、あるじゃないですか、誰も並んでいないパビリオンが。それで中に入ってみると、雰囲気が何かヘンで、展示物もロクに見当たりません。何より来場者がボクたちしか見あたらないわけです。

 天下の万国博覧会なのに、奇妙なパビリオンがあるものだなあと怪訝に感じながら、外に出ました。後日分かったのですけど、あれはモルモン教だったんですね。その後、母と京都で一泊して名古屋に帰りましたが、万国博覧会にはこんな思い出しかありません。

 さて、懸案の中国問題ですが、資本主義という同じ土俵では、人口そのものが違うので勝負にはなりにくいでしょう。研究開発でリードを続けるとか、金融で食い込んでいくとかも考えられますが、他国もライバルになります。パクリにも気をつけないと、いつ出し抜かれるか分かりません。

 それでずっと、中国にどうやって勝てるかをボクなりに考えてきました。

 先日、青山学院大学大学院の総合文化政策学研究科を取材しましたが、この時に大いなるヒントをいただいたわけです。「今の中国には乏しくても、日本には沢山あるわけですよ」と研究科長が語ったのは、「文化・芸術」のことです。

 中国にも文化・芸術はもちろんありますが、それならディズニーランドやサンリオなどのパクリがなぜ続くのでしょうか。

 なるほど、であるなら「文化・芸術」で勝負していけばいいのではないか。しかしながら、日本にはアーティストもいる、娯楽産業もあるのですが、これを輸出展開してカネに変えていく専門家に乏しいのです。語学も含めてね。

 何も文化・芸術をカネに変えることだけが重要というわけではなく、それによってウマいこと隣国と共存して、お互いに人生を楽しくすることが大切です。そのために活躍できる実行力のある人材が、どれだけいるのでしょうか。

 ボクが取材した青山学院大学の研究科では、そうした文化・芸術のプロデューサーやサポーターの育成を主眼としています。まだ開設したばかりですから、これからどのような人材が輩出されていくか楽しみなところですが、実は地方主権にも必要不可欠な専門家でもあります。

 地方交付金に頼り切ってきた自治体が自立するのは、現実的には簡単なことではありません。地方経済を活性化して、税収を得なければ自立なんて無理です。そのためには村おこし・町おこしが必要ですが、特産物に乏しいところはどうするべきか。

 そこに文化・芸術が関与できる余地があるわけですね。もちろんこれは日本全体の「観光立国」にも関係してきます。経営的センスはもちろんですが、文化・芸術のタネを見つけて、これを育成して、波及あるいは広報していくこと。

 こうした人材もまた、社会人における「ナニカ」になります。

 しかも、みんなを笑わせたり楽しませたりする仕事ですから、やりがいもあるはず。

 もうギスギスした金儲けの競争はやめようじゃないかという願いを、ボクはこの専門職に託したいのです。

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