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福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

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福助くん その3

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福助くん その2

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福助くん その1

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2010年7月 7日 (水)

入社後武者修行制度

 いくら不景気で大学新卒就職が困難になってきたといっても、2~3年くらいで辞めて新しい仕事を探す人が減ることはないだろうと思います。

 むしろ、それが普通のことではないでしょうか。

 まず第一に、今の厳しい就活環境では「早いところ内定を取る」ことが至上命題で、いくら業界研究や企業研究をしたところで、その仕事を本当に本人がやりたいのか正直いって分からないでしょう。

 そもそも、大きな企業になればなるほど、望んだ部署につけるとは限りません。テレビ局に入っても、ディレクターでなく営業に配属されることだってあるわけです。

 昔も今も、会社に入ることが第一であることに変わりはありませんが、かつては大きな企業なら安定と引き換えに「会社人間」になることができました。ところが、今ではその安定に期待できないのです。突然の倒産やリストラがあり得ますからね。

 そうなると自らの「キャリア形成」に意識的な人ほど、「こんな会社のこんな仕事を続けていて、自分の将来は大丈夫か」となるのは当然です。

 ボク自身は「編集一本!」で職探しをして、一度として記者や編集以外の仕事をしたことがありません。プロといえばプロ、ベテランというならそういう年齢ですけど、別の仕事もやっておけば良かったと思うことがあります。

 特に、ヘタクソながら小説を書こうとする時にはリアリティが要求されるからです。

 もっとも、職場や仕事が異なっても、人間関係で生まれる軋轢や感情の行き違いといったことは共通しているので、仕事の内容さえ分かればいいということも言えなくもありません。体験したことしか書けないのなら、想像力っていったい何だよってことです。SFだって書けるわけがない。

 それでも、アルバイトは山ほどしたほか、実は芸能レポーターやらレコード会社、モデル事務所に応募したことがあります。若い頃は華やかな世界に憧れ、進路も迷うものなんです。

 というわけで、企業が早期に優秀な人材が欲しいことはよーく分かるのですけど、大学卒業後のせめて5年間は転職自由にならないものでしょうか。インターンシップといっても、せいぜい1~2週間ですから。

 それで思い出したのは、スイスのある老舗時計ブランドの人材養成です。

 入社後一定期間を経過すると、ここでは他の会社で修業するチャンスが与えられます。別に時計会社でなくても、世界を旅行したって構わない。でも給料は払わないので、生活費や費用は自分で何とかしてくださいという制度になっています。

 それで1~2年したら帰ってきていいよ、というわけです。もしも、他の会社が気に入ったのなら転職も自由というから太っ腹です。

 儲かっている会社だから、と見る向きもあるでしょうが、これはこれでなかなか巧妙な仕組みなのです。たとえば、他社の技術を見てから自社に帰ってくるので、時計師としてそれを役立てることができます。他分野にしても、世界旅行だって、時計のマーケットを肌身で感じられます。

 時計はブランド数が多く、競争も厳しいので、技術もアイデアも常に刷新していかねばなりません。いわば自社で給料を払わなくても、若い人が勝手に外部で「修業」して帰ってきてくれるのですから、リスクといえば本当に他社に転職した時だけとなります。

 こういう制度を、少し変えるにしても、日本の会社は導入したほうがいいんじゃないかなあ。そのほうが、若い新卒の退職率を抑えられると思うし、他の会社に転職というリスク分だけ、新卒採用枠がもっと数多くなるのではないかと思うのです。

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