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2010年8月 5日 (木)

医学部

 大学の医学部を中退した男を知っています。

 どうにも自分に向いた仕事ではないと判断して、潔く諦めたそうです。

 そのまま医師を目指してヤブになって患者に迷惑をかけるより、よほど良心的な決断だと思うのですが、親にとってはツラいですよね。私立であれば、入学金や授業料はハンパではありません。6年間でほとんど都会の家一軒分に匹敵する学費がかかりますが、途中で退学されてはおカネを捨てたようなものです。

 本人にとっても、医学部の中退は何も残りません。3年で退学したら看護師、4年なら薬剤師の受験資格になるなんてことはありませんからね。どんな大学も途中でやめれば同じことですが、そもそも医学部の入試偏差値は高いのです。最初から違う道を選んでいれば、難関大学でもほとんど合格できたはずです。

 考えてもみてください。入学時点で浪人なしなら18歳ですよ。その中で、どれだけの若者が明確な意欲を持ち、適性を備えているでしょうか。はっきり言ってしまえば、理系で成績が良ければ、親や周囲が医学部を勧めるはずです。親が医師あるいは金持ちならば、私立も可能になるので、入学可能性はもっと高くなります。

 それから6年間。確かに医師としての倫理や使命感も教育されるので、次第にそれらしい人材に育っていくとはいえます。しかし、それでも自分は向いていないと感じる人は必ず出てくるでしょう。繰り返しますが、入学時点でほとんど18歳なんですからね。

 このため、1990年代の半ばくらいから、医学部の編入枠が固定されるようになりました。中には東海大学のように文系でも受験可能な大学もあります。たとえば大学は出たけれど、やっぱり医師として社会貢献したいと考えて、再チャレンジするルートなわけです。編入といってもほとんどが2年次であり、それでも5年間を勉強しなければなりませんが、使命感や意欲はストレート入学組とは比較にならないほど強いはずです。

 何が言いたいかというと、医学部や歯学部を18歳の受験生の選択肢に入れていいのかと思うのです。アメリカのようにメディカルスクールとして、むしろ大学院(4年制)として位置付けるべきではないでしょうか。学部卒業を要件としなくても、大学2年次の修了時点でもいいと思うのですが、その段階で学生を受け入れるカタチにしたほうが、ミスマッチや中退もなくなるではないかなあ。

 こうした論議は、前述の編入枠が固定された頃から出ていました。けれども、例によっていつの間にかウヤムヤとなり、医師が足りないからといって急に増員したりするわけです。

 日本の医療機器の水準は極めて高く、名医と呼ばれる人もいますが、そのカゲで医療過誤やカネ儲けしか考えずに事故を起こす医師もしばしば報道されているじゃないですか。そりゃそうですよ、私立なら家一軒分の学費を投資したのですから、モトを取らなければソンというものです。

 それに僻地医療や小児科や産婦人科を嫌って、ラクに稼げる美容外科を選ぶ医師も増加しているといわれます。

 もちろん、崇高な使命感と倫理を持つ医師も沢山いますが、このようにアタリハズレが出てくるのは、正しいシステム、制度とはいえません。今からでも遅くはないので、医学部だけでも一般の学部とは異なる位置付けにしたほうがいいと思うのですが。

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