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福助くん その5

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2010年9月15日 (水)

特権を許容する伝統

 帝国大学の卒業生は、無試験で官僚候補や法曹職、それに医師になれた時代がありました。もちろん学生は徴兵免除です。

 この頃はすでに私学が数多くあり、旧制の専門学校などとして本格的な高等教育を実施していました。だから、こんな状態は不公平ではないかということで、私学は連帯して政府などに働きかけて、次第にいくつかの特権を得ていきました。

 もちろん、そのかわりに私学も文部省の管理を受けることになっていったわけです。

 戦後になると、GHQ指導下での民主化政策によって、帝国大学だけの特権は一切なくなり、国立も私立も制度上では完全に対等になりました。

 いわば、戦前は帝国大学と私学が綱引きを行って、ちょっとずつ私学が綱をたぐり寄せてきたところで太平洋戦争に突入。戦後はアメリカのおかげで一気にイーブンな状態になったわけです。

 ボクは、今の日本でも、そうした特権を付与していた頃の帝国大学の遠い記憶がまだ残っているのかもしれないと感じています。というより、難関の登龍門をくぐり抜けさえすれば、永遠の特権が手に入るという太古からの憧憬が日本人の意識に刷り込まれているかもしれません。

 だから、「うちの子はあの有名大学に入ったのに何で名前の知らない中小企業に就職しなくちゃいけないの」とか、「東京大学を出たのに何でそんな会社に」ということを、外では口には出さないまでも、誰でも考えるわけです。

 もしかしたら、アカデミズムも同じなのかな。

 それもこれも、18歳段階での「登龍門幻想」であって、決定的なのは人間は変わり得るという認識が欠けていることです。その門に入れても、しばらく放っておいたらバカやマヌケや権力の亡者になっているかもしれない。その時は入れなくても、しばらくすると能力が格段に高くなる人もいるでしょう。

 たかが人生の一時期までの試験による成績評価ではありませんか。

 それを登龍門のように考えるのは、やはり永続的な特権がついてくるという幻想が背後にあるからです。

 昨日のブログで紹介した司法試験や公認会計士の合格者抑制が、ボクが思うほどの大問題になっていないのは、永続的な特権商売への「登龍門」であり続けて欲しいと考える人が多いからではないでしょうか。それをなくすより、むしろあって欲しい、と。

 つまり、特権はみんなが隠れて望むからこそ温存されるのではないか。

 でもって、ボクたちは自分が無理なら、せめて子供たちにはと考えてしまいます。

 それが、前近代的なキャリア官僚制度や特権的な資格制度、それに硬直した社会構造を作ってきた理由だとしたら……。

 一時期話題になったニセ学位も、インチキ大学の儲け主義だけでなく、それと分かっていて貰う方も実は共犯関係といえるでしょう。

 おそらくこんなことは日本に限らず世界中で行われていることでしょうが、最も保守的なのはボクたち一般大衆なのです。

「誰よりも民衆を愛した君は、誰よりも民衆を憎んだ君だ」(芥川龍之介)

 ということなら、下記のようにも。

「誰よりも特権を愛した君は、誰よりも特権を憎んだ君だ」

 あらま、ボクのことかしらんと考えこんでしまいました。それとも民主党の菅さんのこと?

 特権なんて、少なくともボクに関しては何もありませんでしたけどね。

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