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2010年10月29日 (金)

講演会の補遺

 鳩を出そうかな、それとも花束にしようかな、と。

 いえね、講演会の「掴み」でございます。手品でもやろうと本気で思っていましたが、やっぱボクはモノカキでして、そんなケレンもできなくて、結局は沢山の人の前でうまく話をまとめられず、深い自責の念にかられております。

 昨日、10月28日に全国検定振興機構主催の講演会で、「たかが検定、されど検定」というタイトルで1時間ほどお話をさせていただきました。その直前から、エヴァンゲリオンのシンジ君と同じく「逃げちゃダメだ!」なんて自分を叱咤激励していたのですが、これが逆にアダとなって、落ち着きのないシャベリを続けて、肝心なことをお伝えできずに終わってしまいました。

 講演というのは、文章とは別の才能と経験がいるのだと、つくづく恥ずかしく思っております。そこで、その講演会の続きというか、補遺を少し。

 まず、テーマである資格と検定は、どちらがどうと定義は難しく、基本的には同じようなものと考えられます。たとえばTOEICや英検で上位の成績なら、資格と同じではありませんか。

 ただし、厳然と違うのは、「国家」資格と「民間」の資格・検定です。「国家」は法的な後ろダテがあるのに対して、民間にはありません。だから野放図に作ることができるかわりに、時代に即応した検定も登場します。

 その一方で、「国家」は法律が背景にあるので、活発な新陳代謝は難しい。それどころか、1つ資格や検定ができると公益法人も生まれて、そこにお役人が天下るようになります。2008年12月時点で国や自治体から試験などを委託されている「権限付与法人」は414あって、このうち90%に天下り役員がいると報道されました(4月6日朝日新聞)。

 すでに、1998年から総務庁が国家資格の整理に乗り出したのですが、ボクが調べた限りでは、それでなくなった資格はほとんどありません。天下りの行き先を役人自ら消滅させるはずはないのです。

 というわけで、この国にはムダな国家資格や検定が多すぎる。受験料も登録料も、今の景気では大きな負担なのですから、時代に合わせてどんどん統廃合していくべきなのに、それができていない。だから、技能やスキルも固定化されて、21世紀に必要な人材を生み出せないとなるわけです。

 その意味では自由度の高い「民間」の資格や検定に期待するものが大きいわけですが、その反面で、市場評価が標準化されていません。つまり、企業や人によって評価が異なります。それで今は「検定試験の評価ガイドライン」なるものが生まれつつあり、ISOとも連動しようとしているわけです。

 こういう流れの中で全国検定振興機構が誕生して、ボクに講演の依頼があったということですけど、そもそも論として、検定などにおける試験がホントに能力評価になっているかという疑問があります。

 現実に、TOEICでハイスコアなのにロクに英会話ができないとか、情報処理技術者の資格があるのに使えない奴、という噂話が最近ボクの耳に入ってきます。大学入試もそうですけど、試験は受かる技術もあるわけで、人材評価に安易に直結できません。

 さらに、資格や検定試験に合格したけど、それをどうにもできなくて、ただのペーパー資格になるケースだって珍しくありません。

 クイズまがいの知識を問う検定なんて、ボクだって作ることは不可能ではありませんから、「評価ガイドライン」を作るのであれば、そこから論議すべきだろうと考えます。

 そこで、ボクは、検定における判定能力を下記のように定義しました。

1)専門知識

2)専門理論

3)実務スキル

 このうち実務スキルは、以下の4つで構成されていると思います。

・応用力

・提案力

・改革力

・実行力

 これを判定しなけりゃ、本来的な技能は分からないだろうということです。

 マークシートなどで手軽に判断できるのは専門知識の有無くらいですから、専門理論や実務スキルについては、ケース分析などの方法が必要になります。複数の段階的試験にするなど、そのあたりを今後は検討・実行していかないと、前述した市場評価の標準化も無理ではないかと考えられるのです。

 その反面で、資格や検定なんて、専門職としてのスタートに過ぎないという考え方もあります。そうであるなら、明確な人材モデルを提起しておくべきでしょう。この検定に合格した人は、こんな専門職になれて、こんなことができるようになるべきです、とね。

 そういうところのツメが、今のガイドラインの「試案」では決定的に甘いとボクは思います。

 けれども、資格や検定と、そのための社会教育は、学校教育の補完という意味で、やはり大きな期待を持つことができます。

 これは中央教育審議会も認めており、10月27日付け日本経済新聞では、「学術研究を重視する現行の大学は職業教育が不十分」として、高卒向けの新たな職業学校を作るという「答申素案」が提出されています。

 ただでさえ大学は数多いのに、またぞろ学校かよ、と。だったら、今ある大学・短大などを改組していけばいいじゃんと思うのはボクだけでしょうか。

 アラララ、またもや長くなりました。

 次回は、資格・検定の現状と、これから必要な人材スキルについて続けます。

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