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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その3

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福助くん その2

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福助くん その1

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2010年12月24日 (金)

「ファイト!」だぜ

 ある外資系勤務の女性から「大学院に行きたいのですが」という相談を受けました。こういう相談は大歓迎でありまして、おかげでボク自身の屈託もいくらか晴れたのです。

 ボクは1990年代の前半頃から、社会人の大学・大学院入学に関して取材・執筆を続けてきました。ところが2008年秋のリーマンショックを境に、雰囲気が一変しました。理由は簡単で、不況によって自己投資する余裕がなくなってきたわけですね。

 とにかく頭を低くしてひたすら内向きという、元気のない世相を強く感じていました。

 けれども、アメリカなんかはまったく別で、野口悠紀雄氏によれば「機会費用」の低下でビジネススクールの人気が復活したと2009年に聞きました。「機会費用」については、このブログでも何度か説明したので省略しますが、要は不況期こそ自己投資するチャンスだということです。

 いくら頑張っても給与はグングン上がらないわけですから、好況期にビジネススクールに行くことを考えれば、その得られるべき収入との相対的な差は小さくなります。

 ちょっと考えれば当然のことなのに、どうも日本では感性や気分のほうを優先するらしく、「笛吹けども踊らず」という無念な心境が冒頭の「屈託」になっていたわけです。

 しかし、危機感をきちんと持っており、その対処法も理解できて、一歩を踏み出そうとする人が身近にいたのです。

 まず第一に、日本のビジネス環境は総人口の減少とグローバリゼーションで大きく変わろうとしています。パナソニックが新卒の8割を外国人にしたことで明らかなように、海外市場に出ていかないと企業そのものが衰退していきます。早晩、外資系なんて言葉もなくなり、仕事も外国人と取り合う時代になるでしょう。もう国境に守られたヌクヌクした日本はなくなるといっていい。日本人であることの優位性も希薄になっていきます。

 こうなってくると、国際共通語の英語力はもちろん、昇進や転職の際に能力が分かりやすいシグナル、つまり看板を備えておく必要があります。いくら綿密に採用試験や面接をしても、人間のすべてを理解できるはずがない。ましてや外国人と一緒ともなれば、いよいよ判断は難しくなります。だからこそ、履歴書で光を放つシグナルが必要なのです。

 今や若い人たちの大学進学率は5割を超えています。そうなれば、その上位の学歴や付加価値が必要になるのは当然といっていいですよね。たとえばアメリカ企業では、弁護士、公認会計士、そしてMBAが幹部登用の要件といわれています。

 実際に、ビジネススクールでMBAを取って外資系に好条件で転職を実現した人がいます。ヨーロッパであれアメリカであれ、幹部のほとんどはMBAホルダーですから、実力はさておき、会社の入口ではきちんとシグナル=看板効果を発揮するのです。

 この事実が日本で見過ごされてきたのは、ブランド大学卒業→大企業で永年雇用=年功序列賃金というキャリア・モデルが長く維持されてきたからです。しかし、日本の大企業に入社できれば盤石かというと、もはやそうではありません。

 社会の変化はITの普及でますますスピードアップしているので、雇用の流動化は必然的に加速されていくとボクは思います。外資系企業では、ライバル会社から社長が来たりするのはもちろん、成績が悪いマネジャーは簡単にクビが飛びます。

 ボクが相談を受けた彼女の会社も外資系ですから、そういう現実を肌身で知っているわけです。ところが、日本の会社にいると、こういうことは本や雑誌で読んでもリアルには感じられない。かくて、取りあえず民主党に文句や不平を言いながら、支出を節約して貯金を維持するとか、それこそ「内向き」でやり過ごそうとする。

 そうしているうちに、おそらく日本の雇用環境もグローバル化していきます。外国人のプロが採用されて「キミは明日から来なくていいから」と突然にクビになった時に、それまでの履歴書で転職が可能でしょうか。あるいは、ダメな企業をさっさと見限って、より良い転職ができますか?

 ちなみに、彼女には働きながら通学できる夜間の国立ビジネススクールをオススメしました。授業はすべて英語というのがアドバンテージです。外国人にネームバリューの高い大学院はほかにもありますが、昼間だったり、日本語の授業だったりします。

 そこで、なるべく学費が安くて、彼女のキャリアにとって付加価値の高いところを探すと、そのビジネススクールが最も妥当ではないかと考えたのです。

 いずれにしても、「ちゃんと分かっている人もいるんだ」と安心しつつも、少なからず感銘を受けました。彼女の姿勢こそが「前向き」ということであり、昼間の寝言のような自己啓発本を何冊読んだところで、気分がちょっと変わるだけで、置かれた環境が劇的に変わるはずがないのです。

 いつまでも時代や社会の変化に流されているだけではツマらないじゃないですか。自分を変えることで、変化に対応していかなきゃいけない。

 何もしない奴や頑張らない奴の意見なんて聞く必要はありません。中島みゆきの「ファイト!」なのであります。

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