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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その2

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福助くん その1

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2010年12月 6日 (月)

21世紀人材(13)プロデューサー(2)

 かつて、というか今でもいるはずですが、「呼び屋」という仕事がありました。外国人のタレントやミュージシャンなどを日本に招いて公演を行う「仕掛け人」のことです。

 それによって一獲千金を実現した人や、そのカネをバカなことに蕩尽したりして、マスコミで話題になった人もいます。今ではそうした「呼び屋」は組織化されてしまって、個人の出る幕ではなくなっているようですけど、昔はちょっと英語ができて度胸と知り合いさえいれば、個人で仕掛けていくことかできたわけですね。

 ボク自身は、今の時代は「呼び屋」でなく、それとは逆の「出し屋」が必要なのだろうと感じています。つまり、日本の文化や伝統を海外に輸出することです

 この仕掛け人を「プロデューサー」と称したのですが、前回の「ジェネラリスト」がもっぱら既存資源の融合や拡大を得意とするのに対して、今回の21世紀人材はもっと横断的でゼロからの開拓が含まれます。

 だから「仕掛け」も必要なら「仕分け」も必要。なかなか難しい仕事ですけど、ひと山当てるのも不可能ではないと思うのです。

 具体的にはどういうことかを、3つの大学院を事例として考えてみましょう。

●早稲田大学大学院スポーツ科学研究科

 元巨人軍投手の桑田真澄氏が入学。みごと修了して、その修士論文が単行本としても発売されました。このことから分かるように、トップアスリートやスポーツ関係者が入学することで有名な大学院ですが、トップスポーツマネジメント、スポーツクラブマネジメント、健康スポーツマネジメント、介護予防マネジメント、学校体育マネジメントの5コースが設置されています(取材時)。

 大学院の名称はいささかカタいのですが、プロスポーツ選手のマネジメント会社であるサニー・サイドアップの女性社長も修了生であることから、「マネジメント」という名称で「プロデュース」を学べる大学院だと思います。

 昨今は長期不況から、企業の名門社会人チームが次々に廃部されてきました。プロ野球もJリーグも、決して盛況とはいえません。だからこそ、これからスポーツをどう「仕掛け」て、国外に「出して」いくかが課題ではないでしょうか。そうしたヒントをプロのアスリートと机を一緒にしながら、考えていける大学院です。

 プロデューサーには人脈も不可欠ですから、その意味でも有益といえるでしょう。

●映画専門大学院大学映画プロデュース研究科映画プロデュース専攻

 日本の映画は水準が高く、アニメーションも世界的に評価されています。では、その裾野がどれだけ広いかといえば、やはりアメリカのように「産業」になっているとはいいにくいでしょう。中でも劇場用の映画は莫大な資金が必要になるので、有能だけどまだ無名という監督が起用されにくい環境にあります。

 もっといえば、誰もバクチはしたくないけど、当たった作品にはみんなが群がって2次3次、時には5次使用なんてことをします。にもかかわらず、当たるまでは誰もリスクを取らない。これでは、古参の事務所や監督にしか映画が撮れないということになってしまいます。

 こうした映画、いや日本の映像コンテンツは高い可能性を秘めています。アニメの「ジャバン・クール」は、日本人が仕掛けたというより、新しいもの好きのフランスが、昔の浮世絵のごとく評価したのではないでしょうか。それに刺激されて大学でも「マンガ」系の学部学科が急増しましたが、これでは後追いに過ぎません。

 キャラクターなども含めて、映像を日本から世界に向けて仕掛けていく人材が必要だとボクは思います。でなければ、みすみす才能を国内だけで終わらせてしまうことになります。そして、裾野が育っていきません。

 芸術だってビジネスですから、その最末端までちゃんとカネが行き渡るようにしないと趣味の世界で終わってしまう。そういう危機感も含めて、映像コンテンツのプロデュースを学び、キャリアチェンジもできる大学院だと思います。

●青山学院大学総合文化政策学部/総合文化政策学研究科文化創造マネジメント専攻

 総合文化政策、というだけでは何のことかなかなか分かりませんが、大学院の名称は明確です。「文化創造マネジメント」、要するに文化をプロデュースして、ビジネスにつなげていくということです。

 前述したスポーツや映像に比べて、文化という言葉は実に茫漠としています。お祭りやイベントだけでなく、地域の風俗習慣も、場合によっては企業の社風だって文化といえるでしょう。

 これをどのようにプロデュースしていけば、みんながハッピーになれるのか。難しい課題だけに、明らかな解答なんてありません。だからこそ、いろいろと様々に、やれることはあるはずです。

 ボクが第一に考えているのは、日本の伝統工芸の広域輸出です。箱根細工や加賀の蒔絵だとか、いろいろあるじゃないですか。これを単なる「日本みやげ」や人間国宝に留めるのでなく、もっと世界に売って欲しい。そうすれば、伝統職人も絶えることなく存続できます。

 もちろん今のままでは無理がありますから、プロダクトの方向性から見直していかねばなりません。「ネオ・ニッポン」的なブランド構築も必要ですよね。

 この大学院では、そのための専門知識やノウハウや人脈も得られます。文化というだけに間口は広く、プロデュースの対象も方法論も多岐に渡ることが、この分野の見逃せないメリットといえるでしょう。

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