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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その2

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2011年2月22日 (火)

タテマエの逆転

 オリンピックの選手が典型的ですけど、今の若い人はホンネとタテマエが逆転してきたと思いませんか。

 国内の大会で選抜されて、少なからぬ強化費をかけて育成してきたエリートが「試合を楽しんできます」なんて、東京オリンピックの頃に公言したら非難ごうごうだったに違いありません。

 けれども、ボクはウソつけと思っていました。世界のトップアスリートが集まる大会に出場するのに、「楽しめれば(負けても)いい」なんて思うわけがありません。心の中では絶対に勝ちたいと考えているのに決まっています。でなけりゃ厳しい練習を重ねるはずがないし、負けたらカゲでは悔しくて泣いているに決まっているじゃないですか。

 ボク自身も、大した成績は残せませんでしたが、小学校の頃からずっと水泳をやってきたので、そんな気持ちくらい分かりますってば。

 しかし、もはや「絶対に金メダルを取って帰国します」などとはほとんど言わなくなりました。その言葉に縛られて緊張してしまい、実力を発揮できないと分かっているからでしょう。

 昔は逆で、ウソでも「金メダルを取ります」と言わなければ、世間が承知しませんでした。おかげで、「もう走れません」と自殺にまで追い込まれたマラソンランナーがいたではありませんか。

 結局は、タテマエもホンネも表裏一体で、どちらを優先的に表明するかというだけのことで、大した問題ではないのですが、中高年の人たちは、この「逆転」に注意する必要があります。以前にも書いたように「安定・公務員志向が強くなった」とか「海外に行きたがらない」とか「クルマより貯金」とか、若者たちの傾向が紹介されてきましたが、これってタテマエではないかと疑う必要があるのです。

 ボクも一時期はそんなタテマエを信じていたのですが、親にカネがあって自由放任だったら、誰だって海外にも行ってみたいし、フェラーリやポルシェにも乗ってみたいですよね。新興企業がバンバン生まれる経済環境なら「公務員なんかつまらない」となるでしょう。

 結局は、親の言うことに素直に従う優等生のタテマエが、調査結果に表現されていただけではないかとボクはニラんでいます。

 だから、新人社員が「商談を楽しんできます」なんて出ていっても、頭から湯気をたててはいけません。怒りたい気持ちはよく分かりますけど、タテマエがひっくり返っているのですから、頑張って大きくまとめてホメてもらいたいというのが実は彼らの偽りのないホンネなわけです。けれども、そうは言わない。逆に「頑張ります!」を繰り返すのは、タテマエではないかと疑うべきかもしれません。

 新卒予定者の「人気企業ランキング」もそうで、こんなものアナタ、入社できればラッキー程度の認識で選ばれたはずで、まるで信用できないと思います。

 若い人たちの認識は、それほど非現実的なのでしょうか。

 ただし、今のようなネットベースの早期一括就活では、大企業に学生たちが群がるのは仕方ありません。雇用のミスマッチなんていいますが、広告なんて一度も出したことがない中小の優良企業に注目しろといっても限度がありますから。

 また、内定をもらっても実はブラック企業という心配もあるでしょう。

 そういう意味では、NHKで報道されていた「逆求人」は大いにアリだと思います。これは、簡単にいえば大学が「就活学生フェイスプック」みたいなものをこしらえて、そこから中小の企業が逆にアプローチするという方法です。今のネット就活を底引き網の漁法とすると、こちらは一本釣り的な感覚ですよね。

 それによって、アプローチされた学生は「こんな会社あったの」と調べるようになり、面接などを通して、もともとは研究職を志望していたけど、営業も面白そうじゃんとなったりするわけです。

 大学でもキャリア教育や就職指導を熱心に行っていますが、ボクは今の学生諸君のホンネとタテマエがますます見分けにくくなっていると考えます。タテマエを信じてあげるのも大切ですが、それが挫けた時のホンネは学生自身も良く分からない。だから一般論では通用しないことが多く、就職指導の担当者自身が中小企業の内実がよく分からんということもあり得るでしょう。

 情報化社会にもかかわらず、このように学生の意識と企業は断絶しているので、それを丹念に埋めていく方法がやはり必要です。

 ということは、やっぱり早期の新卒一括採用って、無理があると思いませんか。

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