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2011年2月 4日 (金)

ヒト型汎用ロボット

 昨日のブログでは、ロボットのことを知らない人には「???」だと思うので、その補遺を。

 テレビなどでは二足歩行や自転車をこいだり、あるいはピンポイントで溶接を行う産業ロボットが紹介されており、日本のロボットはかなりのところまで来ているように見えます。しかし、現実には特定の条件のもとで特定のことをする機能とプログラムがあるだけで、たとえば二足歩行ロボットで地面の条件が変われば、簡単にコケるでしょう。

 産業用では目的が特定されているほか、工場の環境をロボットに合わせることができるので、かなりのことまで可能になってきたわけです。

 ところが、ヒト型汎用ロボットはどんな場所や用途でも動かなければいけない。いわば環境変化に自動的に対応していくことが最大要件となります。早い話が、空を飛ばない鉄腕アトムを作ると考えていいでしょう。そんなロボットなんて、現状では1960年代に月に人間を送るよりもはるかに困難なことなのです。だからこそ、第2の「アポロ計画」として世界にぶちあげるべきだと考えたわけです。

 特に人工知能が課題とされており、これはどうも無理だからと、人間が乗り込むエヴァンゲリオンのようなロボットや、衣服のように機械を「着る」タイプが開発されています。判断や意志決定や操作は人間がやるという作業支援ロボットですね。

 ボク自身も、人間のような人工知能はかなり未来にならないと無理だろうと考えていましたが、取材してみると必ずしもそうとはいえないようです。コンピュータの発達を背景として、ゼロから知能をすべてこしらえるのでなく、効果的な自動学習機能を開発すれば、何とかイケるかもしれません。もしかしたらクラウドコンピューティングによる「集合知」がロボットの人工知能のカギを握っているのかなとも思います。

 それはともかく、このブログを読み続けてこられた人は知っているはずですが、ロボットはクルマと同じ総合産業です。機械工学はもちろん、情報工学、材料工学から、おそらく化学も含まれてくるでしょう。医療系を除く、すべての理系にかかわってくる産業といっても過言ではないでしょう(人間をモデルとするなら医療系も実はかかわってきます)。

 つまり、ヒト型汎用ロボットは、全産業への波及効果を生むと考えられます。

 さらに、日本がたとえば身長130センチ程度(大きいと怖いですから)で、肩に付いた腕の直径を8センチでプロトタイプを作ったとします。これが即ちヒト型汎用ロボットにおける「世界標準」になっていく可能性もあるわけです。製造業では、この「世界標準」になるかどうかが新製品普及のカギを握っており、実は世界がシノギを削っている分野でもあります。

 それを追いかけるのでなく、むしろリードする存在になれるのですから、これは極めて大きな国力につながっていきます。

 ヒト型汎用ロボットは、工場の中だけでなく、広く社会や家庭でも使われることが前提となるため、何をどこまでさせるのか、ということも課題になります。軍事転用も十分に考えられるので、ロボットのための憲法やら各種法律の整備が必要となります。

 ヘタすりゃ人間に危害を与える怖れもあるので、安全基準も作らなきゃいけません。

 これらの法律や基準などもまた「世界標準」になっていくでしょう。理系だけでなく、文系の仕事も増えるってことですね。

 そう考えていくと、ヒト型汎用ロボットに挑戦することによって、日本の社会や産業、国際的な地位や役割もガラリと変えてしまうことになります。日本は、明治維新は黒船で、民主化は太平洋戦争で、というように「外圧」がなければ革新できなかった国のように思います。であるなら、自ら目標を作って、それを改革の圧力にすればいいわけです。

 もっと言えば、日本がバブル崩壊以降、長きに渡って低迷を続けてきたのは、大きな目標を喪失していたからではないでしょうか。「知財立国」「観光立国」など「何とか立国」というスローガンやかけ声はあっても、正直いってまともな予算なんてついていません。その一方で社会保障関係費は年々増加しています。近いうちに「どこにもいい顔をする」バラマキだって無理になってくるでしょう。

 身動きが取れなくなってから目標を立てても遅いのですよ。

 その意味で10年が長過ぎるというなら、5年に短縮することも考えられます。とにかく、「日本はヒト型汎用ロボットを国家の全力を挙げて、威信を賭けて作り上げる」とブチ上げれば、国の格付けも株式市場だって再上昇しますってば。

 カネがないなら10年で償還するような「ロボット債」を作って世界に売ればいいじゃないですか。

 やり方なんていろいろあります。だからこそ、世界が「なるほど日本ならやるかも」と思うような大目標が必要なのです。手前味噌ですけど、ボクはこれこそが閉塞ニッポンを一点突破・全面展開する政策ではないかと考えています。

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