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2011年4月 5日 (火)

バーゼルワールド2011雑感(5)

 リーマンショックによる世界金融危機を経て、機械式時計の世界は原点回帰の傾向が強くなってきました。以前のように奇想天外な時計や、宝飾性の強い時計は姿を消して、価格も全体的に抑制されているほか、トラディショナルでベーシックなスタイルが多くなったように思います。ダイアルのカラーリングもブラックとホワイトが基本であり、それにブルーやグレーといった中間的な色が加わった程度でしょうか。

 世界の景気は回復したといっても、不安な火種はまだあちこちに残っており、中国だって懸念材料はあります。そんなご時勢ですから、ブランドも慎重な姿勢を崩していないようです。そこに大地震と原発問題ですからねえ。

 スイスの時計ブランドでは、一般に日本の販売比率は1520%といわれます。中国が台頭してきたとはいっても、やはり影響は大きいので、こうした慎重な姿勢は間違いではなかったことになります。

 その一方で、セイコーは創業130周年を記念した記念限定モデルを各種発表していました。中でも初のミニッツリピーターが素晴らしい仕上がりで、美しい音を聞くことができました。

 また、シチズンはエコ・ドライブ(ソーラー発電)の電波時計で新たな表現に果敢にチャレンジしており、昨年に発表された「ドーム」でも驚きましたけど、今年もスゴい新作が出ました。

 会場のシチズン・ブースで流れていた映像が何と6月公開予定の「APPLESEED XIII」の一部なんですからね。このブログでも書きましたが、士郎正宗原作のSF漫画がオリジナルであり、2004年の劇場用アニメでは日本のみならず世界に衝撃を与えました。ボクは立命館大学でロボットを研究している教授に「目指すのはアップルシードに出てくるランドメイト」と言われて士郎正宗を知ることになり、「攻殻機動隊」もWOWOWで視聴してきたので、おおおお、今度はこう来たかと。

 前置きが長くなりましたが、シチズンはこの「APPLESEED XIII」をミックスして、新作時計を見せるオリジナル映像を製作したわけです。人工衛星から放出されたライトグリーンの光が都市を包み、そして時計に至るというイメージです(写真)。

Citizen1_2

 この新作は「エコ・ドライブ サテライト ウェーブ」。ブラックのボディとダイアルに、ライトグリーンの時・分・秒針。ダイアル内部の外周にも同色のコイルがレイアウトされています。ボクはかねてから言葉でうまく説明できない時計ほど優れた造形だと思ってきましたが、この時計も文章で解説するのは困難です。とにかく「ソーラー電波時計の未来形」というほかありません。

 この映像で描かれているように、標準時報の地上電波ではなく、衛星による時刻信号を受信するシステムも先進的なのですが、時計のフォルムやデザインが抜群に素晴らしい。これはもう現物を見てくださいとしか言えません。「カンパノラ」が2000年に発表された時から、このブランドはタダモノではないぞと感じましたが、企画やデザイナー、エンジニアが元気なんですね。

 そうした社員が元気ということは、トップのマネジメントが優れているということを意味します。部下の「野放図」を許すことから、新しい挑戦が始まるわけで、ピラミッド型の官僚構造で減点主義のもとでは面白いモノやユニークなプロダクトなんてできるはずがないのです。

 もう一つの新作「エコ・ドライブ リング」も、ケースサイドにソーラーセルを配置してシースルーにしています。これまではメタルケースに隠してきたソーラーセルを、時計のデザインの中に堂々と取り入れるという素敵な「非常識」、いや「逆転の発想」が高く評価できます。

 こちらはメタリックなイメージに統一されており、デザイン的にもスキがなく、秀逸と表現して過言ではないでしょう(写真)。

Citizen2

 ぶっ飛んだ発想をしっかりとデザインして、みごとに時計として造形した傑作だとボクは思います。エコ・ドライブ+電波+クオーツ時計でも、こんなことができる。いや、それだからこそ、こういうデザインも可能なんだという、日本から世界への発信ではないかとすら感じました。

 この時計が果たしてスーツに似合うかというファッション的な評価は別ですけど、実に「面白い」時計であり、こうした「面白さ」の追求が、これまでの日本のモノづくりに欠けていたのではないかと思うのです。

 とにかく見てよ、としか言えないのがモドかしいのですけど、この勢いで、被災からの早期の復興も含めて、ニッポン頑張れ!

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