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2011年5月17日 (火)

司法試験予備試験

 昔の話ですが、ある司法試験会場の隣でクルマ同士が激突する事故が起きました。その時に試験監督をしていた人は、大変に驚いたそうです。ガシャーンとぶつかる大きな音や、道路に広がった血だまりではありません。

 耳をゆるがすほど近くで事故が発生したにもかかわらず、受験者の誰一人として顔を上げることもなく、何もなかったかのように試験に取り組んでいたからです。

 この話は、2つの見方があります。良く考えれば、司法試験の受験者は外の事故などにまったく動じない集中力があるということ。悪く考えれば、大変な事故なのに、それを無視できる人間性ってどうよ、それで法曹界に進んでいいのか、ということです。

 どう考えるかは皆様の判断におまかせしますが、5月15日に司法試験の予備試験が実施されました。これは法科大学院修了で受験資格が得られる司法試験のバイパスルートであり、この日の短答式試験に合格した人は7月に論文式試験を受験できます。

 さらに、10月に行われる口述試験に合格すれば、晴れて本番の司法試験を受験できるということになります。法科大学院は法学既修者コースで2年間、未修者コースで3年間ですから、学費も期間もかかります。それを予備試験なら合計3回の試験でクリアできるので、大変に魅力的なルートであることは間違いありません。

 ただし、この予備試験は、基本的に誰でも受験できた旧司法試験の公平性を担保する、というか言い訳みたいな性格の試験です。司法試験は法科大学院経由だけの閉鎖的なものではなく、昔のように公平・平等な受験機会も与えているじゃないかという官僚的な言い訳で作られた制度なので、合格率は相当に厳しいと予想されています。

 この予備試験でそこそこ合格できるなら、誰も法科大学院なんて選ばなくなるので、かなりの難関にしておかないと制度自体が成り立たないわけですね。

 ただし、合格者に関しては、こういう厳しい試験ですから、本番の司法試験なんか楽々合格というレベルでしょう。昨年の実質合格率は約25%ですからね。ならば、法科大学院っていったい何なんだという議論にもつながります。考えようによっては、法科大学院出身者より予備試験合格組のほうが優秀ということになりませんか。

 そして、15日の受験者は、5月16日付け日本経済新聞によると6477人(速報値)だそうです。おそらく、ですけど、法務省はこんなに受験者が集まるなんて「想定外」だったのではないでしょうか。実はボクもちょっと予想外でした。

 この予備試験は受験資格不要で何度でも受験できるので、法科大学院に学費と時間をかけるより、専門の予備校でスタートアップして、その後は独学でやったほうがローコストだと考える人がいても不思議ではありません。法科大学院の学生にしても、この予備試験に合格できれば、さっさと中退して学費を倹約できるじゃないですか。

 そうなると、本来的には言い訳的な制度だったはずなのに、まるで昔の司法試験と同じに(もちろんそれより超難関ではありますが)なりかねません。最終的な合格率によって受験者数も変わってくるはずですが、定員割れの法科大学院がある一方でこれですから、実に皮肉な現象だと思います。

 いずれにしても本番の司法試験は「5年で3回」までしか受験できないですけどね。

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