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2011年6月24日 (金)

パイロットの責務

 何に掲載したのか忘れましたが、ある航空会社のジャンボジェットのコーパイ、副操縦士を取材したことがあります。所定の滞空時間を経たので、機長昇格の試験を受けると言っていました。

 男であれば、どんな試験か知りたくなります。彼の書斎には、コックピットを模した段ボール製らしき板があって、そこに数多くの計器が描かれていました。

「けれども、実際の操縦ってオートパイロットに切り替えれば自動ですよね」

「着陸の際にも誘導してくれますよ」

「エアポート何とかという映画では、パイロットが死んで、かわりに素人が操縦して着陸までしちゃいます。あれって完全なフィクションですか?」

「適切な誘導があれば、必ずしも不可能ではないと思います」

「だったら、何でそんなに勉強しなきゃいけないのですか?」

 彼の答えが今でも忘れられません。

「アクシデントや故障などの緊急時の対応が問われるからです」

「たとえば右側のエンジンから出火したらどうするか、とか?」

「そうですね。それ以外にも様々な事態を想定して、それに対処する方法を頭の中に入れておかないと合格できません」

 どうですか、この回答。普通に飛んでいる時はもちろん、離着陸も問題にならず、とにかく危機への対応力と平常心が問われる。「なるほど」と感心しませんか。

 東京電力ならびに政治家の皆さんに、ぜひお伝えしたいくらいです。

 この試験の時に「そ、それは想定外です」なんて言ってパニックになったら、副機長のライセンスも危なくなるのではないでしょうか。航空機のパイロットには「想定外」なんてあったらいけないのです。そして、できる限りの危機回避努力を続ける意思ですよね。

 それでも時々、航空機は墜落することがあります。その事故調査は基本的に免責で進められていくそうです。罰則を受けるとなったら、本当のことなんて誰も言いませんからね。その結果は各国の航空運輸局にすべて報告されます。航空機が原因なら、世界中の同型機は飛行停止となって修理などの作業が義務づけられます。

 これは素晴らしいシステムであり、ヘンな言い方で恐縮ですけど、飛行機が落ちれば落ちるほど、いやトラブルを経験すればするほど、航空機は確実に安全性を高めていけるわけです。

 そういう会社を作ることができたら、たちまち成長するでしょうね。トラブルが起きれば起きるほど、トラブルを生まない強い企業体質になっていくのですから。

 ただし、そのためには、トラブルやアクシデントの原因追求をきちんとやって、それを全社員に伝えていかなければならない。理屈は簡単なのに、なぜ、それができないのか。

 ボクの会社の社訓には、次のようなものがあります。

「どんなに賢くてもミスをする時がある。どんなバカでもいいことを言う時がある」

 誰だってミスを犯す時があります。東京大学出身だろうが、部長でも社長でもミスをする時があります。その時に問題になるのは、どこを見てトラブルシューティングするか、ということでしょう。航空機なら乗客の安全ですよね。ビジネスであれば、なんてったって顧客あるいは取引先でしょう。

 なのに、違う方角を向いている人たちもいるってことでしょうか。

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