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2011年7月29日 (金)

キャリア教育

 大学のキャリア教育はある程度必要なものだと思います。学生の就業力育成もやはり必要なことでしょう。昨日も書いたように、4年制大学の進学率がとっくに50%を超えているので、就業意識が希薄な学生もいるからです。

 けれども、それを大学設置基準に含めるというのはいかがなものでしょうか。

 ある大学の担当職員は「キャリア教育という言葉は、いつかはなくなるべきものなのです。特別な講義で自覚させるのでなく、教員が意識して、通常の授業やゼミの中に浸透していけば、必然的に消えてしまうではありませんか」と言いました。

 ボクも、それがあるべき本質なのだろうと思います。ただ、教員の多くはアカデミズムの世界から出た経験がありません(最近は実務経験者も増えてきましたが)。一般的には民間会社で就労した経験に乏しいですから、仕事や会社のことを教えるといっても限度があるでしょう。

 だから、最低限のこととして、外部から第一線で活躍する社会人やOB・OGを招いて、社会では何が行われていて、どんな仕事や会社があるのかを教えればいいわけです。インターンシップもそうですけど、やはり大学の外のことを大学内だけで教えるのは限界があると思うのです。

 その一方で、ボク自身が必要だと思うのは、むしろ社会人に対するキャリア教育なのです。すでに仕事を持ち、妻も子供だっているかもしれない社会人に、何でまたと思われるかもしれません。

 しかし、キャリア教育は、厳密にいえば就業意識や自立意識を持たせることだけではないのです。これは高校生や大学生に対する「狭義」であって、生きがいなどを自ら発見して、計画・実行していくことだとボクは勝手に曲解しています。

 もっと簡単にいえば、「何のために働くのか」「何のために生きるのか」を真剣に考えて、自分なりの答えを見つけていくことではないかと思っているのです。

 そのことに無自覚な社会人って、案外多くないですか。仕事をしている時には、そんな論議は「青臭い」と割り切れます。けれども、失職や解雇、定年を迎える頃に、その「青臭い」ことに否応なく直面することになります。「オレはいったい何をしてきたのか、それで満足できるのだろうか」なんてね。このあたりは黒澤明の映画『生きる』を見てください。

 キャリアという言葉を広義に解釈すると難しくなるので、新しい大学設置基準の中にこんな言葉は出てきません。学生が「社会的及び職業的自立」を図るための指導とされています。

 しかし、社会的及び職業的自立、というのは必ずしも難しいことではありません。とにかく仕事を見つけて働けば、メシは食えるので自立となります。問題なのは、実はそれからなのです。

 5年ほど前に取材させていただいた法政大学キャリアデザイン学部の教授は「生まれてから死ぬまでの人生を考え、その中に仕事があること」と説明してくれました。同学部のパンフレットには「生き方と働き方の設計、そのサポートのあり方について考え、その能力をつける学部」とありました。

 ほらね、キャリアって、働くことだけでなく「生き方」も含まれているではありませんか。となれば、社会人だってキャリア意識は重要であり、カネを稼いでメシを食って、結婚して子供を育てることだけが人生ではなかろうとなります。

 いや、それを人生の目的にしてもいいのですよ。要は仕事と人生に自覚的になることがキャリア意識とするなら、ボクたち社会人だって相当に無自覚ではないかと思うのです。

 むしろ、今の若い人たちのほうが、積極的にボランティアに参加するなど、社会的な意識は高いのではないでしょうか。その一方で、自分の存在基盤が会社と仕事への帰属意識だけというのは実に空しいですよね。

 会社を解雇されて離婚したら、ほかに何も残らないではありませんか。

 そんなわけで、ボクは今の社会人にもキャリア教育が必要なのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか。

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