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2011年11月24日 (木)

英語教育格差

 今年度から小学校5・6年での英語教育が必修化されました。厳密には「外国語活動」ですから、中国語だってロシア語だっていいのですが、私立は別として、公立で英語以外の語学を教えることはないと思います。

 次に、これは「教科」ではなく「活動」ですから、いわゆる成績評価の対象にはならないので、私立中学の入試にも出題されないといわれています。ボク自身は「ホントかな」と懐疑的ですけどね。

 いずれにしても、これまでなかった英語が週に1コマとはいえ授業に加わったのですから、教育現場は大変です。第一に、小学校の教員免許は英語教育が必要なかったのですから(英語教員の有資格者は数%程度だそうです)、まったく新しい授業をやらなければならない。

 ただし、「教科」でなく「活動」ですから、教員免許を持たない人でも指導は可能。そこで英語のネイティブスピーカーがALT(外国語指導助手)として採用されているのですが、それだけ経費負担となるほか、ネイティブが少ない地域もあるので、どんな小学校にも配置されるわけではありません。

 このため、「小学校英語指導者資格」(J−SHINE)という民間資格が発足しており、英語が得意な日本人が補助教員として参加することが可能なのですが、ボクが見た限りではNHKなどの教育特集では残念ながら紹介されていません。

 小学校で英語を教えることに関しては、それまで「早すぎる」あるいは「日本語をしっかり学んでから」という意見も強かったのですが、学習指導要領が改定されてからほとんど見かけなくなりました。というのも、韓国あたりではもっと低学年から英語を教えており、アジアではむしろ日本は英語教育後進国だからです。

 さらに、数学は算数、世界史や日本史は社会として、中学の教科のほとんどは小学校でもイントロダクションとして教えているのに、英語だけは中学で初めて登場します。馴染みのない段階でいきなり文法などを教えて採点するから、英語嫌いを増産するという意見もあります。

 さて、ここまでは小学校の英語教育のマクラであり、常識的なことを紹介しました。

 ボク自身は小学校の英語を否定する派ではなく、むしろ週に1コマで足りるのかという感想を持っています。前述の英語教育に関する有資格者が小学校の授業に参加することも悪くはないでしょう。地域住民が小学校の教育に参加する意義はかなり高いはずです。

 ただし、私立の小学校を少しばかり見てきた立場から言えば、私立では3年生くらいから英語を「活動」どころか、本格的に教育しており、ボクも知らない単語が飛び交っていたりします。中には教育課程特例校として、小学校の6年間を通して授業の約55%を英語で行う私立だってあるのです。

 すべての私立小学校が同じとは思いませんが、こと英語に関してはもともと格差があったのです。それが公立でも「外国語活動」として必修化されたのですから、その格差がいよいよ表面化してこないかと危惧するわけですね。

 こうした学校教育の出口となる新卒就職では今や外国人を採用する企業が珍しくなくなってきたので、どこの大学でも英語教育に力を入れています。だから、小学校で慌てなくても、中・高・大学の10年間で挽回することは理屈では可能ですけど、果たしてどうでしょうか。

 ボク自身は、小・中学校くらいは様々な家庭の子供たちと接する機会のある公立が望ましいと考えています。私立は所得が平均以上の家庭の子供ばかりなので、公立で机を同じくした経験がないと、本当の貧困を実感として理解できなくなるからです。           

 その結果として、ウソかホントか「みんなの1万円がボクにとっての1億円かな」という御曹子が、企業や政治や行政を管理するようになったら大変じゃないですか。

 では、現在の公立教育で十分かというと、なかなかそうは言えないでしょう。いじめの問題やら教師の質など、本気で子供のことを考えれば、財布に余裕があれば私立を選びたくなる気持ちもよく分かります。

 ただし、教育は全能ではありません。いい学校に入れば誰でも優秀になると必ずしも言えないのです。小学校4年までは優秀だったのに5年頃から成績が落ちたり、ボクもそうでしたが高校の段階で急に伸びたりなんてことは珍しくないわけです。

 この理由は、コインに裏表があるように、教育の裏側には学習という自主的な側面が不可欠だからです。

 それを考えると、教育は果てしなく難しい課題で、これが正解ということなんて、いつまでたってもあり得ないでしょう。                        

 少なくとも親の貧困を子供に連鎖させない十分な教育支援と、チャンスだけは平等に与える社会が必要なのですが、昨今の経済環境ではまぁ無理でしょうね。

 それを考えると、またしても気分は暗澹としてしまうのです。

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