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2011年12月13日 (火)

世界は分けてもわからない

 分子生物学者の福岡伸一氏が書いた「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書)には強い衝撃を受けました。ボクはベストセラーはあまり好まない、というより、むしろ避けてきたので、人気が高かった頃には読んでいないのです。

 ある遺伝子の研究者を取材した時に、仕方なく副読本みたいな感覚で購入したら、いやまあ、これが理系の人かよ、という名文ばかりでした。特に描写力に関しては、ボクなんかまったく歯が立ちません。この人が理系で良かったと心底ホッとしたくらいです。

 おかげで「PCR=ポリメラーゼ連鎖反応」についてしっかりと理解することができたのですが、「動的平衡」という概念を読んで、これまた哲学も先取りかよと感心させられました。それについては本を読んでいただくほうが適切なので、ここでは紹介しません。それに続く「世界は分けてもわからない」(講談社現代新書)でも、強い刺激を受けました。

「この世界のあらゆる要素は、互いに連関し、すべてが一対多の関係でつながりあっている。つまり世界に部分はない。部分と呼び、部分として切り出せるものもない。そこには輪郭線もボーダーも存在しない」

 これって生物だけでなく、私たちの社会、とりわけ国際化といわれる現在とまったく同じではありませんか。

 そして、極め付けの結語として。

「世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである」

 自然の超高度な生態に関して、人間の理解はいかに稚拙で部分的なものか、ということですよね。ただ、それでも人間は知りたいわけです。特に、ボクたち文系にとっては、世界や社会で何が起きていて、どう動いていくのかを、何とかして知りたい。

 そこで、不肖ワタクシは、理系は分けることで理解してきたのだけど、文系はいかにして世界を理解しようとしてきたのかと考えました。それで案出したのが「単純化=モデリング」という言葉だったのです。これを福岡先生の言葉に代入してみましょう。

「世界は単純化=モデリングしないことにはわからない。しかし、世界は単純化=モデリングしてもわからないのである」

 もちろん人間社会は自然科学と同じく複雑系であり、内面であるはずの心理的要因まで変化の理由になります。それでも、理解しないより理解したほうがいい。というより、どうしても知りたいわけです、世界とは何かを。

 そのためには、分けるのでなく、単純化してモデリングするしかありません。これはまさに経済学の原理や定理や公式であり、社会科学全般に共通していえることではありませんか。

 ああ、こうやって文系は世界を理解しようとしてきたのかと、今さらながらに気づかされたわけですね。

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