占い
週刊誌などの雑誌、特に女性誌には生まれ月や星座などによる占いが掲載されています。せっかくの情報化社会なのですから、その結果をツイッターやブログなどでみんなが一斉に発表したら面白いだろうなと思います。
たとえば、ボクの星座による今週の運勢は「やる気が空回り」とかなんとかでしたが、同じ星座の人たちはどうだったかと検証していただくわけですね。
すると、たとえば反応があった500人のうち450人が「当たっていない」、50人だけは「当たっていた」などと数字で明確に結果が分かるじゃないですか。
ツイッター仲間が多い学生や有名人なら簡単なことではないでしょうか。「蟹座のワタシは今週はダメ。何をやってもうまくいかないそうです」なんて呟けばいいだけですからね。「同じ星座のみんなはどうなんだろう?」と付け加えるだけで、それなりの数の反響はあるはずです。
これを何度も繰り返せば、どんな占いが当たって外れるかがはっきりします。占い師も的中率を宣伝材料に使えるかもしれません。
もっとも、占い師の皆さんは、当たり外れを特定しない微妙な言葉を使う場合もあるので、それを天気予報のように「良運度30%」なんていう数値として解釈しておくと、なおいいんじゃないかな。この方法は多くの人が集まるコンサート会場や、学校なんかでも可能ですよね。
「みんな、今日は来てくれてありがとぅ。ところでオレの今週の運勢は良運度5%と最悪でさあ。オレと同じ蟹座の人、手あげてくれる。でさあ、1週間後にどうだったかツイートしてくれよ」
とまあ、こんな感じですね。
別に占いに恨みがあるわけじゃないですけど、出がけの朝の番組で、各局こぞって星座や血液型占いなんかをやっている国なんて日本だけじゃないかなあ。しかも、ボクに関してはほとんど当たりません。仮に占いが外れたからといって、「ラッキーがあるって言ったじゃないか。責任を取れ上司を出せ」なんてテレビ局に苦情の電話をするクレーマーはいないでしょう。ボクのようなモノカキには言われたくないと反論されそうですが、結果責任をあまり問われない仕事ではあります。
にもかかわらず、それが求められるのは不安が背景にあるからで、一種の大衆的な心理カウンセリングとして機能しているからでしょう。科学者の中には心理学を学問として認めていない人もいるらしいのですが、心が傷ついたりすると敢えて不合理なものにすがって癒されたいと思うことは否定しません。
けれども某女性漫才師と同居している「自称占い師」(自称霊能者?)の一件もあるので、こうした占いを数学的・統計的に検証できないかなあと。データがまとまると面白いことが分かるのではないかと思うんだけどなあ。
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