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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その2

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2012年2月10日 (金)

気配り

 以前にも少し紹介したと思いますが、純国産ロケットH2Aのエンジン製作に携わっている職人に取材したことがあります。

 中学卒業後に養成工として三菱重工業に入社。旋盤工として現場で腕を磨いてきた人で、卓越した技能もさることながら、常に心がけてきたのは「次の工程は(自分たちの)お客様」という精神だと語ってくれました。要求されたモノを指定の精度で作ればいいというだけでなく、次の工程で「ありがとう」と感謝されるモノでなきゃいかんということです。

 つまり、自分の仕事はもちろん、後の工程のことまで考えなさい、ということですから、これはどんな仕事にも共通する理念といえるでしょう。

 こういう「気配り」が下請け産業の隅々まで様々な形で行き届いていたのが、日本の製造業の際立った特色でした。その意味では、まさに財務諸表に決して表現されない「知的財産」ではないかとすら思います。

 そのためには、業務が個別単独のタコつぼ状態ではダメなわけで、各工程で大まかにせよ全体像を理解していることが必要になります。

 こうしたことを経営評論家は「擦り合わせ」とも呼ぶわけですが、たとえば自動車がガソリンエンジンでなく電気とモーターで動くようになると、これまでのような垂直統合型でなく水平型の分業となるため、この「擦り合わせ」の強みが失われるという意見があります。ちょっと前に書いたように、特にデジタル製品では、iPhoneのように自前で工場を持たず、世界的な分業でも生産は可能だと指摘されています。

 でも、ホントにそうなのでしょうか。

 もしホントだったら、逆に「気配り」や「擦り合わせ」がどうしても必要な製品を作ればいいじゃないですか。経営評論家などによる後付けの分析や理解や解釈では「もうダメなんだ」とついうっかり納得しそうになりますけど、まだまだ丁寧な工程管理が必要なモノってあるはずですよ。小惑星探査機「はやぶさ」もそうだったではありませんか。

 少なくとも「気配り」はどんな仕事でも必要なことでしょう。

 文系の仕事にしても、「次の工程はお客様」という精神は必要であり、教育だって「卒業させたら終わり」ではないはずです。だからこそ「高大連携」なのではないでしょうか。

 いずれにしても、丁寧に作られた良い製品やサービスが高く評価されない市場なんて、こっちから願い下げにしましょうぜ。あっと驚く良質なモノを、みんなが協力して作れることが日本の実力で底力であるのなら、それがどうしても必要なモノやサービスを開発すりゃいいのです。

 だーから、いつも書いているように、突出した「アイデア」と「コンセプト」が日本に今こそ必要だと思うわけです。

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