笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« カントリー | トップページ | 会議無用論 »

2012年5月 1日 (火)

富裕層の特質

 もうとっくになくなりましたが(休刊or廃刊)、『セブンシーズ』という富裕層向け雑誌に記事を書いていたことがあります。歴史を遡れば、実はこの雑誌の創刊時にも少しかかわったことがあるのですが、ボク個人としては、読者である富裕層の実体が感覚的になかなか掴めなくて、「これでいいのかなあ」と悩むことがしばしばありました。

 日本では敗戦を挟んでいるので、先祖代々からお金持ちという人たちは限られています。さらに相続税率も高いので、3代続けば資産はゼロなんてこともいわれてきました。かの鳩山兄弟なんて超例外的で、ヨーロッパやアメリカの富豪とは全然違うということは、知識としてまず理解できます。

 だから、人間としての考え方に極端な違いがあるはずはなく、要するに資産規模がボクより大きいだけじゃないか、と思ったこともありますが、それでも億単位のお金があるなら生活も意識も同じであるはずがありません。

 そこのところが、貧乏人であるボクには実感として理解できないために、こうした記事でいいのかという疑問が消えることはなかったのです。

 でも、富裕層に高額商品を販売する実際の現場は、さすがにボクのようなライターとは違うんですね。実体も実感もちゃんとあるわけです。ある人のブログで「なるほどなあ」と感心させられました。

 結論から先に言えば、「お金持ちは人に付く」というのです。店でも会社でもなく、人に付くということがポイントです。考えてみれば当然のことで、大きな資産を持つ人ほどそれをアテにして近づく人は絶えないでしょう。猜疑心とまではいかないにしても、人を安易に信用することはできません。財産を失ってしまう可能性があるからです。

 ボクたち普通人の場合は、小さなお金を大きくしようとして、目先の利益に投資して失敗なんてことはよくある話でも、富裕層は十分な資産がすでにあるので、維持・保全のほうが大きな課題になってきます。

 けれども、せっかくお金があるのだから、預金通帳や不動産の証書という数字だけでなく、それを実際に使ってクルマなら超高級なドイツ車に乗りたいだろうし、別荘だってあってもいい。こうした消費意欲を積極的に持っていただかないと、それこそお金が社会に還流しなくなります。

 そうした富裕層による消費の接点で活躍してきた人のブログだったのです。「お金持ちは人に付く」というのは、言い換えれば「お金持ちは人を見る」ということです。もっと言い換えれば、自分に決して損をさせない人かどうか、要するに「信用」ということになるでしょう。

 逆に、そういう信頼や信用に足る人がいなければ、どんなに大きな構えの老舗店舗でも、彼らにはたちまち魅力的ではなくなってしまうわけです。その人を信用できれば、仮に別の店や会社に転職しても、顧客としての関係は継続できることになります。

 同じことを、ある高級時計店の方にも聞いたことがあります。

 彼によれば、「お客様と時計の話はあまりしないなあ」というのです。時計店なのに、むしろ世間話がほとんどだそうです。察するところ、そうした会話を通して、お金持ちはモノではなく人を判断しているのかもしれません。

 似たような話はまだあります。

 某高級ブランドの超高価な時計で日本有数の販売実績を持つ時計店があるのですが、店舗だけを見たら、そんな話はとても信じられないでしょう。商店街に立地するまったく普通の店にもかかわらず、少なからぬ富裕層を固定客にしているのです。おそらく百貨店の外商スタイルで客先を訪問しているはずですが、これもまた店主との信頼関係と考えれば、不思議は一気に氷解します。

 やはり、店構えや組織でなく「お金持ちは人に付く」わけですね。

 リーマンショックの直前に、こうした富裕層向けのビジネスが注目されたことがあります。もちろん現在でも富裕層をターゲットとしたエクスクルーシヴなビジネスは様々に存続しているはずですが、このような視点がなければ、発展は難しいのではないでしょうか。つまり、顧客をターゲットとして見ている限りは、信頼されることはないでしょう。

 まったくあたりまえのことですけど、「信用」や「誠意」がビジネスの基本であって、特に富裕層の場合は、その要求レベルがボクたちよりもはるかに高いということですね。ああ、そういう記事を書けば良かったんだぁと、やっと今さらながら実感できたのです。

 こうなると、一般向けで成功してきた売り込みやセールスのスキルは、彼らには逆効果になりかねないということになります。

 周到な広告やマーケティング・テクニックに子供の頃から浸ってきた若い層にも、これは共通しているような気がしますけどね。

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓


人気ブログランキングへ

« カントリー | トップページ | 会議無用論 »

ビジネス・キャリアアップ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

*禁・無断転載

  • このブログ内に掲載されているすべての文章、画像の無断転載、転用を禁止します。他のウェブサイトなどへの転載を希望する場合は、必ず著者へご一報ください。
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Amazonウィジェット

無料ブログはココログ