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2012年8月27日 (月)

青島刑事の余計な仕事

 経営の効率化による人員削減もあって、日々の仕事をこなすだけで精一杯という人が少なくないだろうと想像します。でも、それだけではやはりダメなんですよね。会社も個人にとっても、プラスアルファの上昇圧力がなければ、良くて現状維持、悪ければジリ貧ではありませんか。

 新卒就活も似たようなもので、競争激化のおかげでみんながカタにはまった優等生を目指しているように思えます。「入社させていただく」ことを競うのでなく、「オレを入れたら御社はこんなにトクしますよ」という視点に変えなければ、結局は出身大学の名前が優先されるのではないでしょうか。

 そう考えていくと、社会人だって「仕事をさせてもらう」ではなく、「仕事を作る」という姿勢がいよいよ必要になってきたと思うのです。クリエイティブな職種や経営企画だけでなく、それ以外の事務系から営業に至るまで、仕事は自ら作るもの、もっと極端にいえば自分から「余計な仕事」を作り出すことで、会社全体が活性化して、業績も向上していくのではないでしょうか。

 文字通りの反面教師として、その真逆に位置するのがイジメ問題で糾弾された学校の教師や教育委員会です。余計な仕事は絶対にやりたくないという姿勢がみごとに驚くほど首尾一貫しているじゃないですか。その結果として、面倒で手間のかかるイジメ対策や保護者対応がスルーされてきたとしか思えません。挙げ句の果てに「警察にお任せ」では、アンタの仕事っていったい何なんだと言いたくなります。

 いえね、そんなことを考えたのは映画『踊る大捜査線』のファイナルが9月に公開されると知ったからです。あまりにミーハーかも知れませんが、織田裕二が演じる青島刑事はいったい何者かと考えると、つまりは「余計な仕事」を好んでする人じゃないかな。だからこそ、なるべくコトなかれで済ませたい警察上層部から嫌われたり敬遠されるわけです。

 彼が「余計な仕事」を増やすのは、言うまでもなく正義感や理想からですが、ドラマも本人としてもそっちのほうが面白いじゃないですか。むしろ、そうした「余計な仕事」を通して成長の芽を育んでいかないと、日本経済は衰弱する一方でしょう。企業が業績を向上できなければ、求人数も横這いか減少なので、新卒にとって厳しくもアホらしく徒労にすら思える就活環境が続くことになります。

 たとえば業績が悪化したシャープは事業を売却して経営資源を「白物家電」に集中していくと報じられました。ボク自身はシャープの家電のファンなのですが、冷蔵庫や洗濯機はどうして白くなきゃいけないのでしょうか。白黒のゼブラやブルーやレッドといった原色ではなぜいけないのか。箱型のデザインで本当にいいのでしょうか。そうしたことを自分で調べてみるとか、その気になれば余計な仕事はいくらだって作れます。ルーチンな仕事より、そっちのほうが自分の勉強にもなるでしょう。あくまでも仮にですけど、ひょっとしたら「赤い冷蔵庫」が意外にもヒットするかもしれないじゃないですか。

 既存の物事に疑問を持ち、仮説を立てて検証することは基本的に誰でもできることです。ただし、そのためには、素朴な疑問をハナから否定してはいけません。疑問は発見の一種なのですから。しかし「そういうものなんだ」と決めつければ決めつけるほど、余計な仕事はどんどん消滅していくでしょう。

 そんなわけで、余計と思われるような仕事を一つでもいいから自分で作る姿勢が必要なのではないでしょうか。そのためにこそ、定型的な業務は徹底的に効率化・合理化されなければならない。そして周囲も、彼や彼女の余計な仕事を前向きに評価して、みんなで引き受けていく。そうした気概が日本の高度成長の根本にあったのではないかとボクは考えています。

 念のために付け加えておけば、上から降りてきた明らかに不合理でムダな仕事は、ボクの考える「余計な仕事」の範疇には入りません。手早くとっとと片付けるべきです。

 いずれにせよ、「あれが悪い、これがダメ、こんな環境じゃ無理、たださえ忙しいのに」と言い訳を積み重ねるだけでは、イジメ問題と同じく、悪循環を永遠に解決できないと思うのです。

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