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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その2

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福助くん その1

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2012年9月 3日 (月)

創造力の衰退(続)

 厳密には「衰退」でなく「衰弱」と呼ぶべきでしょうが、先週のテーマの補足です。

 以前に、あるビジネススクールの討議記録を読ませていただいたことがあります。テーマは某不振企業の経営再建でした。自分だったらどうするかという、いわば「頭の体操」ですよね。社会人学生が多いせいか、なかなか読み応えのある内容になっており、大変に勉強になったのですが、一つだけ気になることがあったのです。

 勉強途上の学生であることや、たまたま当該企業にとってのベストがそうであったなど、考慮すべき余地は大いにあることを前置きしておきますが、このディスカッションでは「事業売却」がメインストリームになっていたのです。さすがに調べは行き届いており、なるほどと思わせる意見ばかりでしたが、それだけではちょっと寂しいではありませんか。

 ボクは経営評論家ではありませんが、企業活動の一部にしても、事業の売却というのは縮小均衡そのものであり、銀行が考えることであっても、MBAを目指す未来の経営者候補がすぐにそんな結論に至っていいのだろうかと思ったのです。

 社債の償還など資金が必要な時期が迫っていれば致し方ありませんが、事業の売却は最後の最後にやるべき現実的な手段であって、仮想のディスカッションでいきなりそれかよ、というのが正直な感想なのです。基本的にはタコが自分の足を切売りするようなものですから、それを企業再建と呼ぶのはいかがなものでしょうか。

 技術力など経営資源を他分野に応用・転用する、あるいは組織を徹底的に改革するなど、もっとドラスティックで未来につながる「創造的」な提案があってもいいのではないかと探したのですが、残念ながらその記録から読み取ることはできませんでした。

 とはいえ、あのシャープだって不振事業の売却を検討していると伝えられるほどですから、再建案として間違っているわけではありません。けれども、現実がそうだとしても、もっとクリエイティブな提案があっていいのではないか。

 そうした意味で「創造力の衰退」を感じざるを得なかったのです。

 いわゆるゾンビ企業もそうですが、本当に事業売却や資産の切り売りしか再建の方法はないのでしょうか。そこに至るまでに、どれだけ工夫するかが経営陣の本来的な責務ですから、そこに常識を破るような創造性がなくてどうするのと、ボクは思ってしまうわけですね。

 それ以前に、できる限り社員とその生活を守るという意思が働かなければおかしい。古くさいとか情緒的と言われようが、それがあったからこそ、これまでの日本企業は一丸となってきたではありませんか。

 リーダーシップというのは、「べき論」ではなく、社員や部下からの信頼が何よりの基礎ではないかとボクは考えています。だから、経営不振ならすぐに社員の整理解雇や事業売却という姿勢では、従業員も本気で協働する意欲を持ちにくいですよね。次はオレかと疑心暗鬼になるばかりです。

 経営幹部が「頑張る」という意味は、脳に汗をかいてクリエイティブな知恵を絞り出すことだと思います。さもなければ、社長室に招き猫でも置いておき、銀行の言うことだけ聞いていればいいとなってしまうではありませんか。

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