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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その2

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福助くん その1

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2012年10月29日 (月)

人間しかできないこと

 先週は、機械化やコンピュータ化、というより今はITが大きな理由でしょうが、雇用が縮小しつつあることを紹介しました。ITなどによって効率化できる仕事にわざわざ人間を配置するのは「無駄」じゃないか、と。

 かくて、本来は人間がラクに便利になるように発明された機械やシステムによって雇用が失われ、労働者が会社から追い出されるという皮肉な現象が起きているわけです。あるいは雇用の非正規化というべきでしょうか。これは商品やサービス供給の風上から、ユーザーという風下に向けたプロセスの「中抜き」と理解することもできますが、労働者は消費者でもあるので、このままではデフレが解消できるはずがありません。新卒者の就職難も続くことになります。

 ボクは経済学者ではないので、大所高所に立った政策なんてまるで思いつかないのですが、IT化によって人間の仕事がどんどん「無駄」になっているのであれば、逆に人間しかできない仕事を増やせばいいのではないかと考えているのです。

 何度も書きましたが、1969年に画期的なクォーツ時計が誕生して、ゼンマイを動力にして歯車とカムで動く機械式時計は過去のものとなりました。最初は高価でしたが、オートメーションで量産できることから、たちまち安くて高精度な時計として世界に普及したからです。

 ところが面白いことに、そんな機械式時計が今や高級時計として完全に復活しています。機械式の場合はムーブメントの組み上げや細かな調整などが必要なので、やはりコンピュータ化、IT化されたとはいっても、人間の熟練した手技が必要です。高価な時計を自動販売機で買ってもいいという消費者なんていないので、人間の販売担当者も不可欠ですよね。

 これに倣えば、製品やサービスに「人間しかできないこと」を組み入れて、その労働コストを最終価格に加えればいいとなりませんか。それでは競争力を失うというのなら、それだけの付加価値を伴う商品にすればいいのです。女性にはお馴染みの某ブランドでは、バッグ1つで100 万円も珍しくありません。それがちゃんと売れているのですから、その真似をすればいいじゃないですか。

 日本にだって有田焼や箱根細工などの老舗ブランドがあるのに、マーケットは日本限定に等しいことが問題だろうと思うのです。そういえば昨日のテレビでは、あるスイスの機械式時計に有田焼のダイアルが採用されたと放送されていました。

 刀剣なども含めて、こうした伝統工芸はそれこそ人間しかできない部分がかなり残されているので、簡単には機械やITと置き換えられないでしょう。工業製品もそれと同じように、敢えて人間しかできないことを設定して、これを付加価値にすることはできないだろうかと思うのです。

 少し話は変わりますが、ピラミッドだって、考えてみれば途方もない「無駄」ではありませんか。けれども、数多くの人間に長期に渡って仕事を提供しました。このため、ナスカの地上絵などを含めて、古代の「公共事業」ではなかったかと解釈する学者もいるそうです。

 もっといえば、ボクたちは「必要」という言葉にこだわり過ぎているのではないでしょうか。世の中がそれこそ無駄なく「必要」だけで構成されるとしたら、こんなにツマらないことってないですよね。

 ITなどへの反動から、そんな意味での「人間復権」の時代がもうすぐやってきそうな気もするのですが。

 

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