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2012年11月15日 (木)

ある新書のタイトル考

 あざとい、という言葉がありますが、まさにその典型じゃないかと思われるタイトルの新書を読みました。

 幻冬舎新書の「介護ヘルパーは見た」(藤原るか著)です。明らかにテレビドラマのモジリですが、サブタイトルはもっと凄くて「世にも奇妙な爆笑! 老後の事例集」ですからね。読者のみならず介護関係者までバカにしていませんか。それでも「どんな内容なのかな」と手に取ってしまったのですから、タイトルとしての効果はあったと評価されるかもしれません。

 もしも内容がこのタイトル通りであれば、ボクは絶対に買わなかったでしょうね。介護福祉系の大学院を取材したこともあるので、その仕事が低賃金かつ重労働で、行政的・法的・財政的に様々な問題を抱えていることは理解しているつもりです。特に認知症ともなれば、その面倒を見る家族には大きな負担となります。それを「世にも奇妙な爆笑!」と表現するのはいったいどういう了見だって思いませんか。

 ところが、内容はタイトルから受ける印象とは正反対といっていいのです。

「ともすると、認知症はわけのわからない病気だと必要以上に恐れてしまいがちですが、どういう病気かわかれば、対応の仕方もわかります。とんちんかんなことを言ったり、おかしなことをしたりしますが、それはご愛嬌。『手順を覚えていない子どもみたい』と思えばいいのです」

 認知症が大きな話題になったのは、1972年に発表された有吉佐和子の「恍惚の人」でした。テレビドラマにもなったおかげで、そのイメージが現在まで継承されており、認知症は怖いと考えられています。最近でも、幻視や幻聴を伴うレビー小体型認知症が週刊誌を賑わせました。

 家族がそんなことになったらエラいこっちゃと誰だって思うでしょうが、この新書を読むと、そのケアはちっとも大変ではないように思えてくるから不思議です。

「認知症ケアに必要なのは、『ゆっくり・ゆったり・のんびり』の3つです」

「ヘルパーとして多くの家族を見てきましたが、あまりまじめにきっちり介護しようとすると、つぶれてしまうことが多いように思います。(略)『なるようになる』と思えるくらいがちょうどいいのではないでしょうか」

 著者は訪問介護を行うホームヘルパーとして20年以上のキャリアがあり、99歳のおばあちゃんを連れて厚生労働省に抗議に行ったこともあるバリバリの現場のプロです。このため、様々な事例だけでなく、介護における問題などにも言及していますが、全体を通して、とても心の優しい人だと分かります。ご老人のいる家族は気持ちが楽になるほか、ホームヘルパーのすべてがこういう人であれば、悲惨な事件も起きなかったのではないでしょうか。

 いずれにしても、彼女が見てきた事例が語られており、爆笑にはならないまでも微笑むような事例も確かに含まれています。その意味ではタイトルもサブタイトルもウソとは言い切れないのですが、これでは著者が気の毒だとボクは思いますけどね。

 ひょっとして認知症への恐怖や不安を払拭する意図や深謀遠慮があったとするなら、逆にスゴいタイトルではありますが。。。。

 

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