笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« 懲りない奴ら | トップページ | 女難 »

2013年1月16日 (水)

内なる改革

 

一つの政策だけで社会が大きく変わるなんて幻想としか言えませんが、経済学にミクロとマクロがあるように、政策も対症療法と根治療法に大別できるのではないでしようか。

 

 その意味では、レーガノミクスならぬアベノミクスは一見するとデフレ克服のための根治療法と感じられますが、これは景気浮揚のための対症療法であり、それを続ければ日本経済は棒々鶏、じゃなかった万々歳ということにはならないでしょう。人間の身体と同じで、結局は基礎体力と免疫力を付けなきゃダメってことです。

 では、日本が今のように脆弱になってしまった根本的な理由は何なのだろうと問い詰めていくと、ボクはやはり教育だろうなと思ってしまうのです。

 

 中でも、日本では特に高校から大学、大学から就活という連結点で足を踏み外すと挽回が大変に難しいものになります。こうした構造では、分数計算がまだできないからといって留年させれば直ちに落ちこぼれなので、そんなこともできないわけです。

 さらに新卒となると、卒業までに内定を獲得できなければ派遣やフリーターなど非正規雇用となり、時を経れば経るほど正社員への道は遠のくなんて言われます。要するに、どちらも敗者復活戦が用意されていないことに大きな問題があるのではないでしょうか。

 

 でね、そうした踏み外し組の中に、たとえば若き日の松下幸之助や本田宗一郎や盛田昭夫がいるとしましょう。現在の社会態勢の中で、果たして彼らは昔と同じように成功できるでしょうか。ベンチャーだった彼らが成功できたのは、敗戦によってそれまでの社会組織がガラガラポンとなった混乱期で、大資本によるパワーハラスメントがなく、比較的に自由で野放図な競争環境があったからと考えれば、現代ではちょいと無理だろうとなってしまいます。

 

 だからといって、もはやベンチャーは無理というわけではありませんが、志だけで成功できるほど世の中は甘くありません。そして、今ある法律や規制のほとんどは既存の組織や大企業の利権を守るようにできているので、いくら構造改革や規制撤廃を叫んでも、その実現までには大変な手間と時間がかかるわけです。

 

 説明が長くなりましたが、幕末の日本と同じで、坂本龍馬の言う「洗濯」または薩長による「クーデター」で、ガラリと今のカタチをひっくり返すしかないじゃないかとすら感じることもあるわけですね。

 

 しかし、戦いや混乱で最も迷惑を受けるのは一般庶民ですから、現代でそんなことをやってはいけない。つまり外側にインパクトを与える改革は必然的に限界があるわけです。であるなら「内なる改革」に期待するほかない。「内」といえば志であり精神ですから、こりゃもう教育ってことではありませんか。

 

 ところが、この教育は、表面的には独立を謳っておきながら、戦後から長く「サラリーマン人材育成推進事業」を続けてきました。金太郎飴の鋳型にはまらない人材は学校の段階でバシバシはじいて、企業が期待する従順なる会社員を輩出してきたのです。それでは創造性に乏しいじゃんか、だからダメなんだと指摘されるようになったのはつい最近のことで、クリエイティビティやオリジナリティのある連中は、前述したように連結点で落ちこぼれるなど、何かと迫害されてきたのであります。

 

 もちろん、これは極端にステレオタイプな見方で、本当に才能豊かな人材は必ず世に出てくるものです。ただ、1人の天才が誕生するためには、千人、万人単位の亜天才(ボクのナリユキ造語です)が必要であり、そうした亜天才が社会で活躍することで、1人の天才の存在や業績がようやく理解されるということもあるはずです。これはiPS細胞が典型的ですよね。誰もが山中先生ほどの発明の才はないにしても、多数のフォロワーがいることで社会の理解が高まり、基礎研究が多彩な実用へと進んでいくわけです。

 

 そんなわけで結論にぶっ飛んでしまうと、ボクはこれからの日本に必要なのは奇人変人ではないかと思うのであります。少なくとも奇人変人を異端視しない健全な常識を子供たちに植え付けていくこと。教員の暴力なんか逆に蹴り飛ばして、天下国家をでっかく語るような大物の育成も必要でしょう。

 その意味では、教育ほど革命的な事業はないといっていい。ならば、むしろ特捜検察や公安警察に睨まれるような反体制の私塾があってもいいんじゃんか、と。松下なんとか塾にとことん絶望したので、こんないけないことも考えてしまうわけですけどね。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

« 懲りない奴ら | トップページ | 女難 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

教育・学校」カテゴリの記事

ビジネス・キャリアアップ」カテゴリの記事