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2013年4月19日 (金)

フリーランス

 

 大昔に新宿のキャバレーでボーイのアルバイトをしていた時に、「この業界は年を取っても給料はまったく変わらないからね」と言われたことがあります。

 

 そんなことを語ってくれた彼は、ホステスをあちこちのテーブルに采配する「黒服」であり、ボクより年は若いのに中学卒業前からこの業界に入り浸っていたそうです。彼のように早熟な奴が珍しくないのは、他のアルバイトより相対的に給料が良かったからですが、それも若いうちだけで、いくら年齢や経験を積んでも給料はほとんど上昇しないというのです。だから「将来は店長かオーナーになるしかないよね」というのが彼の持論でした。

 

 では、ボクのようなフリーランスはどうでしょうか。ライターであれカメラマンであれ、年齢や経験に応じたインセンティブなんてありません。「ほほお、45歳で経験20年ですか。では原稿料は3割増しでお願いします」なんて話は残念ながらまったく聞いたことがありません。ボクは悪平等ではないかとすら思っていますが、駆け出しのフリーライターも白髪のベテランも、基本的に原稿料は変わらないのです。もちろん著書などに基づいた「作家性」や、取材経験などをベースにした「キャリア」や「専門性」などは考慮されます。さもなければ仕事を依頼されないという差はあるにしても、賃金体系として年齢は無関係ということになります。

 

 そう考えると、フリーランスも夜のビジネスと大した違いはないわけですね。違うのは会社に雇用されていないということくらいでしょうか。

 

 では、逆に、企業や役所などに所属している場合は、なぜ年齢を経ると給料が上昇していくのでしょうか。昨今はデフレで昔ほどの差はないと思いますが、国税庁の民間給与データを見る限り「年功序列」と「男女格差」は完全に維持されています。

 このような労働生産性に依らない給与基準が作られた背景には、社会主義的な発想、すなわち必要な人に必要なだけを分配するという理念があったからだと思います。若い独身者と家族持ちの中高年では必要なお金が違いますから、若いうちはちょっと我慢してもらって、30代半ばから40代以降はある程度の余裕が見込める給与を支給するというわけです。

 

 前述したように、これは個人の労働生産性とまったく関係がありません。だから社会主義的と説明しましたが、歴史的な背景を考えると、むしろ家族主義的な配慮と考えたほうが適切な気もします。いずれにしても、そんなことから日本の会社や組織の給与体系は職能給でなく「身分給」だと指摘する人もいるわけです。

 

 ただし、ここまでは過去の話であって、今や日本は閉じた市場ではなく、グローバル化の荒波にさらされています。おそらくTPPにも加入することになるでしょう。そうなったら、このような家族主義を維持できなくなる可能性が高いですよね。ボク自身は荒っぽい市場原理主義や競争社会が望ましいとは決して考えておりません。だから、ひどい状態になる前にきちんと落としどころを見つけておくべきでしょう。そのためには労使が互いの権利をいったん捨てて、先を見据えた新しい雇用と賃金のあり方を模索していくべきだと思うんですけどね。

 

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