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2013年6月17日 (月)

正解病

 

 またぞろ「叱り方」だの「ほめ方」などの出版物が増えてきたような気がします。アホな大卒が増えてきたと言われているので、皆さん会社で新人の育成に手を焼いているのかなぁと想像しながらも、そんなことまで本を読んだり、教えて(ほめ方の検定もありますから)もらわなきゃいかんのかと訝しく思うのです。

 

 出版業界の辺境でメシを食っている立場としては、どんな本であれ売れるのは良いことだと歓迎すべきでしょうが、あまりにもショボイ本がベストセラーのランキングに顔を出していたりすると、個人的な嫉妬もありますが、それで日本は大丈夫かいなと心配しちゃうわけですね。

 

 そもそも勉強というのは、クリティカル・シンキングなんて言われるように自分で考える習慣を培うことが大きな目的になっているはずです。だから、大人相手の出版物として「こうすりゃ女にモテる」という本が恥ずかしいのであるなら、新人の叱り方とかほめ方を丁寧に紹介したハウツー本も同じように恥ずかしく感じなきゃおかしいわけですよ。

 

 本に書いてあったように女性を扱ってもモテないのであれば、本に書いてあったように新人や部下を叱ったりほめたりしても通用しないはずです。第一に、中村うさぎが東京MXテレビ『5時に夢中!』でモテ本とそのライターをいつも嘲笑しているように、こうすりゃモテるという本の多くは、作者の個人的体験を妄想的に普遍化した一般論だと思いますよ。知り合いの血液型A型男は几帳面だから、全国のA型男はきっと真面目に違いないと決めつけるようなものですよね。実際に初期の血液型性格本はそのようなものだったらしいですけど(byトンデモ学会)

 

 もっと簡単に言えば、たとえば誕生日に世間で大流行中のペンダントを人気だからという理由でプレゼントされて誰が喜ぶでしょうか。「高価なら許す!」という若い女性が最近は増えている気もしますが、「誰でも持っとるやないか!」と没個性ぶりに怒りを感じる人のほうが多いはずですよね。相手が自分のために知恵を絞ったり工夫したりしていないことが、その根本的な原因といえるでしょう。これは新人だって同じで、「こうすりゃ分かる」とか「こうすりゃ喜ぶ」なんて、本で読んだような見えすいた叱り方やほめ方を納得できるはずがないのです。

 

 にもかかわらず、そうしたモテ本がいかにバカバカしいと批判されても決してなくならないように、叱る本もほめる本も成功する本もカネ持ちになる本もなくならないでしょうね。

 

 ついでに子育ての本も実はそうですけど、こうしたハウツー本が決して絶滅しないのは、人生に算数の答のような正解がないからです。正解がないからゆえに、なるべく正解らしいことを求めてしまう。しょせん正解なんてないのだからオリジナルで自分流を編み出そうと考える人は少ないのです。

 それと学校教育ですよね。正解が必ず用意されたテストを小学6年中学3年高校3年ついでに大学4年と繰り返していれば、世の中にちゃんとした正解があるのは実は自然科学くらいだということを忘れちゃいますよね。

 

 かくて、自分自身で考えなきゃいけないことまで一般的な正解を教えてもらおうとするわけです。ボクはこれを「正解病」と命名いたします。でもって、そうした定まった正解のないことは個人個人の人生すべてに渡って存在しますから、やはり他人に教えてもらおうとするのでなく、自分で発見したり、作っていくしかないのです。さもなきゃ本棚はハウツー本であふれてしまいます。近年はネットという方法も普及してますけど、本質は何も変わっちゃいません。

 ああそうか、これまでやってきたのは、そのための勉強だったんだということを、きちんと再認識することが治療の第一歩でございましょう。

 

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