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2013年8月19日 (月)

質量保存の法則

 

 最近はなぜだかケータイやスマホのカメラで食事前に料理を撮影する人が増えてきたように感じます。そういえば、都知事選にいつも出馬する東大出身の自称「エジソンを超えた」発明家は大昔に同じことをやっていました。自分の食べた料理の写真をアルバムとしてまとめるだけでなく、そのデータを分析して「アタマの良くなるオヤツ」みたいなものを「発明」していた時期があります。

 

 私はこれを食べてきたから発明のひらめきを得た=アタマが良くなったという理屈ですから、何という自信家だろうと呆れるほどですが、そのオヤツというのが姿カタチも味も浅草煎餅そっくりだったと記憶しています。なぜ知っているかというと、取材のついでにススメられて断り切れなかったからです()。アタマはちっとも良くなりませんでしたが。

 

 でも、食事の前に料理の重量を計測する人はまだいないんじゃないかな、ということで、そんな男を主役にした小説が書けないかと構想しています。

 

 コトの発端は、健康診断でこまめな体重測定を勧められたことです。糖尿病などの生活習慣病が想定される年齢ですからね。そのためには体重計が必要ですけど、独身男でそんなものを持っている奴は変人といったほうがいい。そこで家電量販店で格安のデジタル体重計を購入。朝・晩の2回測定することを習慣にしようと考えました。

 

 当初は75キロレベルで安定して推移していたのですが、ちょっと多忙で1週間ほどサボっているうちに2キロほど増えているではありませんか。煙草をやめてから食事が美味しくなったという自覚はありますが、1週間で2キロも増えるような食事をした覚えはありません。むしろ以前より食事量は減っているはずで、酒の量も激減といっていいほどです。

 

 にもかかわらず、なぜ体重が2000グラムも増えたのでしょうか。物質が化学反応しても、その前後の総質量は変化しないとする「質量保存の法則」によれば、いくら食べたものがすべて血肉になるにしても、その総量より体重が増加するなんてことはあり得ません。極端にいえば、何も飲んだり食べたりしなければ、体重は減っても増えるはずがないのです。

 

 でね、その主人公はどうにも自分の体重変化に納得がいかないので、検証を試みることにしました。つまり、自分が飲んだり食べたものの重量を記録することにしたのです。痩せたい時には摂取カロリーを計算しますが、この主人公の場合は物理法則を無視したことが体内で起きているのではないかと疑ったので、重量がポイントになるわけです。

 

 かくて、食事の時には肉が200グラム、生野菜が40グラム、煮物などで40グラム総計280グラムなどと記録するようになりました。飲み物はすべてペットボトル経由にすることで重量として計算しやすくしたのです。

 これらを累積して、それ以上の体重増加があったら自然科学の常識を変えるようなことが起きていることになります。

 

 幸いに、そのような事態は起きませんでした。けれども、すぐに彼は「入り」だけで「出」を測っていないことに気づいたのです。つまり、尿と便の重量も計測して「入り」の重量から差し引いてから比べないと「おかしい」とは言えません。ところが、液体のほうは尿瓶で何とかできても、固形のほうはどのように計測すればいいのか。いつも固形とは限らず、体調によっては流体状の時だってあるはずなので、これをどのように計測すればいいのか……。

 

 などと話は延々と続くわけですね。このように構想はまあまあ()でも、うまいエンディングが思いつかないので、この段階で放置しました。もし体重が飲食の総量より増加していることが検証されたら、SFか不条理小説にしなきゃいけない。けれども、そうなるともっと破天荒な想像力が必要になるんですよね。

 

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