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2013年10月 4日 (金)

運が良くなる唯一の方法

 

 9月の連休の週末に、山梨県で隠居生活を過ごす大先輩のところに久しぶりに顔を出してきました。会社と何かで衝突したらしく、早々と筆を折って引退。格安のログハウスに住んで「いつ死んでもかまわへん」(東京byやしきたかじん)と言っている割には俗気がまったく抜けず、このブログでも「お金持ちになる3つの絶対法則」(091116)などとして時々紹介してきました。このタイトルからも分かるように、胡散臭い内容が少なくないので、くれぐれも真に受けないようにしてください。

 

「お久しぶりです」

「おおおお、どうしてた、元気か?」

「ボチボチというところです。さすがにボクもこの年齢ですから」

「そりゃワシだって同じというかそれ以上じゃ。で、お土産は?」

「相変わらず不躾な人だなぁ。つまらないものですけどといった挨拶不要なのは便利ですけどね。渋谷にヒカリエという複合施設ができまして、その地下2階で買ったお菓子ですが、どうぞ」

「そういえば東急東横線が地下鉄に乗り入れしたらしいな。何にしても、最近は甘い物が好きになってきたので、サンキュでござる」

「人とあまり話さなくなったんですか? 言葉使いが忍者ハットリくんしてるような気がしますけど」

「ある種のゲシュタルト崩壊を積極的に認めているわけじゃ」

「つまり分裂しているわけですか」

「いや統合力をわざと失調させているだけじゃ」

「シュルレアリスムの思考実験とか自動筆記みたいなものですかね。解剖台の上のミシンと雨傘の幸福な出会いとか」

「似たようなもんだな。もともとワシらの仕事は縛りが多いじゃないか。四方八方への目配りはもちろん、漢字だって制限されていて自由に使えん。そういう決まりをなくして完全に解放されたら、どんなことが考えられるかという実験をしていると考えて欲しい」

「単にマンガのクチ真似のような気もしますけど」

「無意識下ならそういうことも大いにあり得る」

「人間としての面倒臭さがかなり昂進してきましたね。まぁそれはそれとして今日、先輩に聞きたいのは運が良くなる秘訣なんです」

「金持ちになる、でなくていいのか?」

「あれは各方面から顰蹙ものでしたから」

「運、ねぇ。金持ちというのは多数のカネを所有している人ということで定義が簡単だが、運というのはそもそも何かということから始めなきゃいかんな」

「でも、自分一代で大金持ちになった人たちは、才覚だけじゃなくて運も相当に大きな要素になっていると思いますけど」

「確かに。人間の能力なんて、いかに天才であろうが神様の前では知れたものよ。だから運というより、良い偶然によってうまくいくことは多いわなぁ」

「それですよ。自分にとって都合の良い偶然。これを言い換えた幸運というものに巡り会うためにはどうしたらいいでしょうか」

「金持ちの時は3つの絶対法則を紹介したが、運に限るならたった1つでいいな」

「というと……」

「運が良くなる唯一の方法とは……」

「はい、その方法とは……?」

「サイオーガバ」

「はぁ、何ですかそれ?」

「いい年をしてサイオーガバも知らないのか。だから、つまらん原稿しか書けないんじゃよ」

「放っといてください。それは何ですか、いったい」

「昔々、中国の辺境に占いが得意なお爺さんがいたわけじゃ。ある時に、その爺さんが飼っていた馬が逃げ出してしまった。みんなが災難だよねぇと慰めると、爺さんは『いやむしろ幸運なんじゃ』という。やがて逃げた馬が素晴らしい馬を連れて帰ってきたからな。しかし、爺さんは今度は『災難じゃ』と。後に彼の息子が落馬して足の骨を折ったからね……」

「それってガバじゃなくて『がうま』と読む、塞翁が馬の話ではありませんか?」

「………そうとも言う人がいなくもないことは否定できない」

「読み間違いですよね。面倒臭いなぁもう! それで要するに何だって言うんですか」

「急にぜんざい、じゃなくてぞんざいになってきたな。要するに……」

「はいはい、要するに……」

「幸運も時が経てば不運になるかもしれない。不運だって逆に幸運のきっかけになるかもしれない。つまり、運というのはまさに偶然の別名に過ぎないわけで、それが良いことか悪いことかは人間の結果判断にほかならないということじゃよ」

「つまり、幸運も不運も人間がそのように判断するだけで、その本質はただの偶然であると」

「その通り。であるなら、運が良くなる方法だって、おのずから明らかじゃろうがぃ」

「語尾が広島ヤクザしてません? でも、具体的にどうすりゃいいんですか」

「お前は意外にアタマが悪いなぁ。運が良くなる方法なんて簡単じゃよ。自分はこれまで運が良かった、これからもきっと運が良いと思うだけでいいのじゃ」

「それだけですか」

「もしも運が悪かったと思えば、ただの災難続きで終わりじゃろ。それを幸運の兆しとかチャンスと前向きに考えられる人間は、考え方はもちろん態度も変わってくる。同じアクシデントに遭遇しても、アタマを抱えてうずくまるだけより、明日のことを考えて何かする人間のほうが被害は少なく、回復や復活も早い。第一に、死なずにこうして生き残っていることだけでも相当に運がいいといえまいか」

「まぁ、そう言えばそうですけど、不運も幸運も自分の考え方次第というのは宗教じみていますよ。そういえば幸運の科学という……」

「こらこら、それは幸福の何とかじゃ。けれども、成功者にもかかわらず『私は本当に運が悪かった』と言った人間なんて聞いたことがあるか? あれだけ失敗続きだったケンタのカーネル・サンダースだって、終わりよければすべて良かったじゃないか」

「ちょっと違うような気もしますが、最終的には運が良かったと言える結果ですからね」

「だからな、運が良いか悪いかなんて、塞翁が馬の故事のように最後まで分からんのである。だったら、最初から自分は運が良いと思ったほうがトクじゃないか。少なくとも絶望しないで済む。努力する余地や理由や動機だって生まれてくる。最近の例では五輪招致の時に素晴らしいスピーチをしたパラリンピックの女子選手じゃね。骨肉腫で片脚を失ったのは確かに不幸だが、それを不運だアンラッキーだと諦めていたらそれで終わっていたはずじゃ」

「なるほどね。それらをまとめると、運が良くなる唯一の方法は、自分は運が良いと思い込むということですか」

「あまりにも簡単なことに思えるじゃろうが、辛くて辛くて泣いても泣いても涙が涸れないような悲運の時でも、自分は本当は運がいいのだと信じられる人間が果たしてどれだけいると思う?」

「だからこそ、唯一の秘訣と呼ぶにふさわしいわけですね」

 

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