笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« 自由と束縛 | トップページ | 賞味期限 »

2014年2月28日 (金)

確信犯

 

 BSやCSで放映されているアメリカのテレビドラマは犯罪ものと医療ものが多く、テーマがテーマだけに「暗い」または「重い」時もあって、精神力が乏しいとへこたれることがあります。

 中でも『クリミナル・マインドFBI行動分析課』はとびきりで、残忍この上ないサイコパスによる連続殺人などの異常犯罪が毎回ですからね。最初の頃は興味深く見ていましたが、シリーズが長くなるにつれて、アメリカ人はいったいどういうつもりで見ているんだろうと疑念が沸いてきました。血まみれの惨殺死体が「普通」に出てくる番組ですよ。それがすでにシーズン9らしいので、根っ子にあるのは日本と同じで「怖いもの見たさ」なのでしょうか。

 

 おっと、例によって話題が道草してしまいましたが、テーマにしようと思ったのは『CSI:科学捜査班』なのです。この英語はCrime Scene Investigationの頭文字で、要するに警察の鑑識を描いたドラマです。けれども、彼らが現場で着用するユニフォームの背中には「FORENSICS」とあったので調べてみたら、どうやらこれが鑑識=科学捜査にあたる正式な用語みたいですね。つまり「CSI」はテレビドラマにおける造語ではないでしょうか。

 

 それはともかく、犯罪捜査でもとりわけ地味に思える鑑識を主役にしたテレビドラマにもかかわらず、視聴率は全米トップとなり、『CSI:マイアミ』『CSI:ニューヨーク』というスピンオフ・ドラマも誕生しています。本体はすでにシーズン14に入ったというのですから、かなり根強い人気があるようですね。

 

 このドラマでは、本当か架空かはちょっと分かりませんが、指紋はもちろんDNA検査などを駆使した科学捜査の様子が丹念に描かれています。それをCODIS(Combined DNA Index System)などのデータベースと照合するのが第一段階のようですが、日本でも似たようなドラマが作られており、それを見比べた限りではアメリカの捜査方法のほうが進んでいるように感じます。

 随分前に指紋自動識別システムを開発した日本のメーカーを取材したことがあるので、スマホと同じで要素技術は日本のほうがハイレベルでも、制度的組織的な問題でアメリカほど整備できないのではないでしょうか。

 

 その証拠に、ということでやっと本題になりますが、日本の警察の検挙率は世界一などといわれる割には大型事件がまったく解決されていないのです。その前に「犯罪検挙率」を調べてみると、警察庁の発表資料によれば平成25 年1月から12月までの「刑法犯認知件数」は約132万件。それに対して検挙件数は約39万件。検挙率は29.8%でした。この数字をどう判断するか難しいところですが、仮に軽微な罪だとしても、法律違反と認定された事件における7割の犯人は捕まっていないことになります。

 

 日本の警察は強い者には限りなく弱く、弱い者には徹底的に強いと思ってきましたが、この数字の上では弱い者すら捕まえあぐねていることになりませんか。

 でね、いよいよ懸案の重大事件です。たとえば1968年に発生した3億円事件は衆知のように時効が成立しています。1984年~85年にかけて大きな話題となったグリコ・森永事件も時効。この事件では不審車両を取り逃した滋賀県警本部長が、その責任を取って焼身自殺したとされています。1987年に起きた朝日新聞阪神支局での散弾銃発砲=殺人事件も、犯行声明が出されたにもかかわらず時効です。

 

 さらにさらに、1995年には警察庁長官が狙撃され、4発中3発が腹部などに命中するという事件が発生しています。こともあろうにタマをとられた、じゃなかった最上位の警察官僚が襲撃されたにもかかわらず、2010年に殺人未遂の公訴時効が成立していますから、日本の警察の捜査能力に疑問を持っても不思議はないですよね。

 

 ネットで調べていただければ分かりますが、こうした重大事件ほど迷宮入りというか時効になっている確率が高いと思われるのです。殺人が伴うような重大事件のほとんどは、ペダルを踏み間違えてショーウィンドーを突き破るとか、怒りにまかせてそこらの包丁を振り回したら怪我しましたという事件とはワケが違います。ある程度の準備と計画が不可欠ですから、「確信犯」というほかないでしょう。こうした「確信犯」による重大事件の検挙率が低いということは、イヤな言い方ですが、そういう連中の成功率あるいは逃亡確率が極めて高いということになるわけです。

 

 毎年のように海外に行き、ひったくりにも遭遇しているボクは、日本の治安は世界にも誇れるレベルだと信じますが、それゆえにというべきか、「確信犯」による計画犯罪や銃器絡みの殺人事件には極めて弱いとしか思えません。

 

 これは警察が真のプロフェッショナルを育成できない組織になってしまったからではないかとボクは睨んでいます。科学捜査やデータベースの体系的な整備はもちろんとして、専門的な人材の流動性を高めると同時に、抜擢や降格も含めた専門官の本格的な育成体制と処遇が必要な気がしてなりません。

 要するに、今の親方日の丸的な公務員組織ではそんなの無理じゃないですか、という重大な問題提起なんですけど、きっと関係者は誰も読んでいないだろうなぁ。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

 

 

« 自由と束縛 | トップページ | 賞味期限 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

*禁・無断転載

  • このブログ内に掲載されているすべての文章、画像の無断転載、転用を禁止します。他のウェブサイトなどへの転載を希望する場合は、必ず著者へご一報ください。
2019年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

Amazonウィジェット

無料ブログはココログ