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2014年4月18日 (金)

人生一路?

 

 美空ひばりの持ち唄で『人生一路』という楽曲があります。ボクは行ったことがありませんが、コンサートでは最後の締めとして歌われることが多く、1988年の伝説的な東京ドーム公演でもフィナーレを飾ったそうです。

 

 この歌はアップテンポのイントロダクションを経て「いちど、決めぇたぁらぁ、二度とはぁ変えぬ」と始まります。それはいったい何のことかといえば「これが自分の生きる道」と続くので、『人生一路』なわけです。

 今ではいささか古く感じる単純な曲想ですけど、応援歌みたいなものですから、ヘンなアレンジや小細工なんてむしろないほうがいい。ボクは割と好きな歌です。

 

 ただ、残念なことに「一度決めたら二度とは変えぬ」ことに対する社会的評価は昔と比べて180度変わりましたよね。

 

 そうした強固な信念を持つことは、ボクが子供の頃には奨励されていたような気がします。たとえ頑固といわれようが、逆風が吹こうが、自分の信念を貫くヤツは偉いじゃないかと。それと同じように1人の女性を妻として愛し続け、たとえヒラ社員でも1つの会社を定年まで勤め上げることが高く評価されていたわけです。

 

 おそらくですけど、太平洋戦争に敗北して軍国主義から民主主義にガラリと変わり、それまで大声で言っていたことがオセロゲームみたいにパタパタと真逆に変わったのを身近に経験した反動もあったのではないでしょうか。学校の先生も含めて、ほとんど一夜にして鬼畜米英からアメリカさんGHQさんマッカーサーは偉いなんてことになり、それまでの日本がすっかり悪者になった風潮を不愉快に感じていた人も多かったと思うのです。目端が利いて変わり身が早く、さっさと強い者になびいてトクをする連中を、嫉妬混じりで横目にしていた感情が「変わらないこと」への憧れを助長したというのは考えすぎでしょうか。

 

 それから高度成長を経て、大企業では年功序列・終身雇用型の給与並びに人事体系が定着。中小企業も実際は別として理念だけは追随した結果、ホワイトカラーも職人さんも「一度決めたら二度と変えない」主従関係いや忠誠心、じゃなかった「自分の生きる道」を探し求め、それにこだわるようになったと思うのです。そうした理屈を抜きにしても、意見や指示をコロコロ変更するなど、やっていることに一貫性が感じられない人は信用できませんよね。

 

 ところが10年ほど前からだとボクは感じますが、たとえば「朝令暮改」の評価が変わってきたのです。朝に指示したことが夕方になって変わるのは混乱のもとであり、けしからんという意味だったはずですが、これだけ変化の早い社会では、朝言ったことを夕方になって変更しても決しておかしなことではないと逆転してきたのです。

 

 それと並行して、学校卒業後のキャリアステップも「人生一路」とはいかなくなってきました。大学新卒の3割が3年で退職するだけでなく、会社自体の盛衰も2000 年頃のIT革命を経てどんどん短くなってきたような気がします。これはプロ野球のオーナー企業の変遷を見るだけで明らかでしょう。それどころか、最近に小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くと予測するアメリカの研究者もいるほどです。

 

 つまり、仕事も会社も人生も、一貫したスタイルでやり通すことが大変に難しくなってきたのです。となれば、頑固に信念を維持しようとするのはアタマが硬い証拠となり、時代や社会の動きに対応して融通無碍に変わっていくことが評価され、『人生一路』が過去の遺物になってしまう可能性すらあるわけですね。

 

 だからといって美空ひばりの唄の価値を貶めるものではありませんが、キャリア教育も生き方も、過去の経験ベースではなく、そろそろ本気で新しい軸や哲学を生み出すべきではないかと思うのです。ボク自身は愚直で頑固一徹が好きなんですけど、そうはいかないんだよなぁ。

 

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