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2014年6月12日 (木)

想像力の虜囚

 

 映画は基本的にファンタジーですから、こんな組み合わせがあるはずねぇよというカップルが時々出てきます。たとえば代々大金持ちの家に育った女性と不良少年とかね。その逆に、男が裕福な家系で女性が貧乏育ちで悩むという映画が「愛とは決して後悔しないこと」というセリフが世界的に有名になった『ある愛の詩』(1970 年公開)です。

 

 ただ、男と女性では社会的な立場が違うせいか、家柄や身分といった感覚が相当に違うと理解させてくれたのが、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツの映画『プリティ・ウーマン』(1990年公開)でした。「玉の輿」なんて言葉があるように、女性はどかどかと垣根や壁を平気で乗り越えていくのが歴史的かつ伝統的な振る舞いですけど、それでも娼婦と大金持ちなんてあまりにも非現実的過ぎるだろうと感じたのです。

 

 ところが、あんなストーリーだってあり得ると本気で考える女性が意外にも多かったんですよね。『マイ・フェア・レディ』という舞台や映画もあるので無理もありませんが、それでもオードリー・ヘッパブーンの美的レベルでないと説得力を持たないだろうとボクは思いますが、女性は決してそうは考えないようです。

 

 つまり、あくまでも歴史的・伝統的にですが、男は社会的な立場が女性よりも上位にあったせいか、家柄や身分のようなものにとらわれやすいのです。

 たとえば庭師として草木を剪定している家の隣に豪邸があって、塀の隙間から絶世の美女を見たとします。ストライクゾーンど真ん中で一目惚れしたとしても、「そんなの無理に決まっている」とダメな言い訳を優先するのが男なんですよね。ただし、アメリカ人はもともと貴族階級を持たなかったせいか、塀をホイホイと乗り越えていく男を賞賛した映画もあります。でも、日本人の男はどうしても『無法松の一生』みたいにストイックな態度になりがちじゃないですか。これって戦前の小説なんですよね。

 

 もちろん世代によっても違うでしょうけど、これはいったいどういうことかといえば、要するに想像力、イマジネーションのなせるワザなのです。たとえば年収300 万円以下の男は年収3000万円以上の家庭の娘と恋をしてはならないという法律なんか聞いたこともないので、身分や家柄がどうしたと無視しても逮捕されるわけがありません。遺伝学的にも、そうした混交雑種のほうが強くなれるんじゃないかと思いますが、そのように積極的に行動できないのは、2人の間の壁が高過ぎると想像するからです。

 

 当たり前のことですが、そんな壁はこの世のどこにも存在しません。これを文学的に表現すると「想像力の虜囚」なんてことになるわけです。何のことはない、自分勝手に何事かの限度や条件を想定して、自分自身を自分の意思によって縛っているに過ぎないのです。恋愛に限ったことではありませんよ。こういうことをみんなで一緒にやることを「共同幻想」と呼ぶ人もいました。

 

 だからといって、こうした想像力を失えば傲岸不遜な人格となり、相当に他人迷惑となるでしょう。だから、あくまでもイザという時に限定されますが、想像力を殺して檻の中から出て行く勇気を育てておく必要があるのです。

 

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