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2014年8月21日 (木)

プランB

 

 昨日に続いてアメリカの映画やテレビドラマの話ですが、「プランB」という言葉が使われることがあります。「しばしば」や「時々」ではありませんが、「滅多に」というほど希少でもないので、昨日の「指クイクイ」程度にはポピュラーな言葉ではないでしょうか。

 

 この「プランB」の使い方は、あまり良くない事例ですけど、たとえば周到に準備した銀行強盗の計画があって、そのチームというか盗賊団に外部からスカウトされた腕っこきのスペシャリストが参加したとします。いよいよ計画を実行という深夜に、それぞれが所定の位置にスタンバイしていると、停電とかボヤ(小火)といった考えもしなかったアクシデントが発生。そのままじっとやりすごそうとするなら、予定していた絶好の侵入チャンスを逃すことになります。かといって無理に強行すれば、すぐに警察に通報され逮捕されることは間違いありません。

 

 そこで、この助っ人スペシャリストは盗賊団のボスに「プランBは?」と訊くわけです。コメディ系の映画なら、ボスは「何だそりゃ」みたいなバカ顔をして無能ぶりをさらけ出します。おかげで銀行襲撃は大失敗して投獄され、「それから5年後……」みたいなテロップまたはスーパーインポーズが出て映画やドラマが再スタートする感じかな。

 

 もうちょっと本格的なノワール系では、ボスが自ら「プランBに変更する」と宣言して、みごとに危機を脱するというようなことになります。この「プランB」には実はみんなが知らない極秘プランもくっついており、それによってボスがすべてのカネを持ち去ったため、仲間たちの復讐が始まるとか。これはリーアム・ニーソンが主演すると似合いそうな映画ですよね。

 

 えー、またまた余計な蛇足を続けてしまいましたが、かくのごとく「プランB」とは代替案のことであって、決して珍しいものではないはずです。特にビジネス社会では「B」どころか、異なった状況や結果を想定した複数の提案や計画が求められるのが普通です。でも、それを代替案と漢字で呼ぶよりも「プランB」と呼んだ方が現代的でカッコいいので、この言葉はすでにオフィスで流行しているかもしれません。

 

 もともとの計画が「プランA」として、それに対しての「プランB」ではあるのですが、ボクはバックアップのBという意味もあるのかなと思っています。だから「プランC」や「プランD」も、基本的には「プランB」のカテゴリーに含まれるわけですね。

 

 ビジネスに限らず一般的な生活でも、何かの計画や予定を考える時には「プランB」を用意しておくべきですよね。たとえば盆休みに帰省する時には、台風で飛行機がアウトで新幹線も満員ということが十分にあり得るので、レンタカーに変更した場合のコストや、新幹線がOKだった時にはそのキャンセル代はいくらになるとか、そこまで準備しておくとアクシデントがあっても慌てなくて済みます。そんなのは分かっているという人でも、アタマの中だけのシミュレーションであって、「プランB」の詳細な経費計算までするというケースはレアじゃないかな。

 

 ここまでは極めて常識的なことですが、では「プランB」が日本では本当に機能しているかというと、ボクはいささか懐疑的なのです。

 

 最初の段階では「B」だけでなく「C」も「D」もきちんと準備された提案や計画を念入りに検討することで「揉み込む」のが普通です。スタート時点ではこのように慎重で時間もそれなりに費やすのですが、「合議制」または「稟議主義」というのかなぁ、コトが進むに従って、次第に身動きが取りにくくなっていくのです。

 

 事情や状況が変化したことから、急遽「プランB」に変更しようとすれば、「合議の結果なんだから今さらそりゃないよ」とか「もう上から了解を貰っているんだから変更できない」といった抵抗が必ず発生します。そんなわけで、ほとんどの場合は「弥縫策(間に合わせの策)」しか取れなくなってしまう。そんなケースは無数にあるんじゃないかな。

 

 ここで「プランB」を再定義すると、「プランA」の単純なバックアップというだけでなく、別の視点や戦略・戦術に基づくものも含まれるはずです。これは「プランA」の否定でもあるわけで、それでこそ「プランB」の価値があるのに、前述のプロセスでは「プランB」の可能性をどんどん捨てていくことが業務の進捗と見なされてしまい、本当に必要な時に「プランB」への変更が困難になります。そんなことなら、そもそも「プランB」が存在する意味がないじゃないかと。

 近年は技術革新の加速度が増しており、社会環境がどんどん変化しているので、「プランB」の内容よりも、それを本当に実行可能な組織や業務プロセスであるかどうかをチェックすべきかもしれません。提案段階から「プランB」は「プランA」の当て馬に過ぎなかったなんてこともありますから。

 

 さらには「プランB」が優秀であればあればあるほど、強い批判や抵抗が伴うドラスティックな方向転換となるので、リーダーの「勇気」と「決断」がセットでなければ正しく機能しないでしょう。そういえば日本の原発政策も、3.11の事故発生まで、徹底的に「プランB」が無視されてきましたよね。

 

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