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2015年2月10日 (火)

最高の食事(後編の後編)

 

 思いがけずものすごく遠回りしてしまいましたが、いよいよ本題の「最高の食事」です。

 

 でも、これって厳密な定義が必要ですよね。シチュエーション込みで考えると、無人島に流されて餓死する寸前に捕まえたワタリガニというのもあり得るじゃないですか。超空腹なんですから、茹でても焼いたにしても、これを美味しく感じないはずがありません。

 

 ボクの場合は、小学校4年の時に珍しく家族一緒に海水浴に出かけて、その帰りに駅前の屋台でオヤジが食べさせてくれた焼きハマグリかな。父と母とは年が離れており、貧乏でもあったので、こうした家族旅行の思い出なんてほとんどありません。それだけに覚えていることも結構あって、味覚と結びついているようです。

 

 文芸的にはグルメよりもそっちのほうがずっと面白いはずですけど、ボクが今回のテーマにしたいのは純然たる味覚だけの話です。

 というのも、外食における美味を個人の思い出とオーバーラップさせるのは何だか卑怯な気がするからです。料理人が何年にもわたる修行の末に身に付けたスキルと創造力を発揮して手をかけた一皿と、屋台の焼きハマグリを並列で比較するというのはちょっとあんまりじゃないですか。別に焼きハマグリに罪があるというわけではなく、屋台がいけないことでもなくて、思い出やエピソードを絡ませれば、何だって「最高の食事」になりかねないからです。

 

 そういった混同を避けて、純粋な美味部門におけるボク的なあぁ堂々の第1位を選定するとすれば、スイス・ジュネーブのレマン湖畔に建つ某高級ホテルのフレンチ・ディナーです。これほどの食事はそれ以降にいただいたことはないと断言できます。

 ただし、何しろ10年ほど前のことで、しかも時計ブランドのご招待だったので細部は定かではありません。それでも、普通の席ではなく、暖炉があってガラス越しに厨房が見える場所であり、そのレストランでは特別席であることを説明された記憶があります。

 

 このディナーに同席したのは7~8人くらいでしょうか。ワイン1本をそれぞれのグラスに注ぐと、2杯程度で空になる人数でした。そのことをなぜ覚えているかというと、皿が変わるたびに異なったワインが開栓されたからです。でね、これがまたいちいち食事にぴたりと寄り添う味なので、心底から感動しました。ソムリエというのは、そのために存在するのかとやっと理解できたくらいです。

 

 念のために付け加えておくと、フルコースのディナーなんて、ご招待以外では滅多に経験したことはありません。だから、この時のメニューも忘れてしまいましたが、実に美味であったことだけをしっかりと覚えています。だから何がどうよと訊かれても返答に困るのですが、最初の皿から「え? これはちょっといつもと違うぞ」という感覚で、その快い驚きがデザートまで続いたのです。

 

 このディナーで、おそらく間違いないだろうなと唯一思われるのが、終盤に出てきた貴腐ワインです。酒飲みだった頃のボクは甘い酒は大の苦手でしたが、このワインは濃厚かつ芳醇で、自然な甘さが染みわたっており、世の中にはこんなにも美味な酒があるんだと、やはり感動を禁じ得ませんでした。

 

 毎年、時計の取材でジュネーブに行くたびに、この時のディナーを思い出すのですが、ただでさえ物価の高いスイスですから、自腹でこんな高級レストランに行く勇気はなかなか出ません。神様による気まぐれな奇跡かなんかで心優しい超美人と恋愛する機会があって、あるいは大変にお世話になって感謝したい人がいるとして、たまたまジュネーブに同行する機会があるとしたら、清水の舞台から飛び降りるつもりで予約を入れるかもしれませんけどね。

 

 さて、あなたにとって、そんな価値のある「最高の食事」は何だったでしょうか。

 

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