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2015年2月 3日 (火)

二元論

 

 善と悪、敵と味方、あっちとこっち、正義と不義、美人とブス、イケメンとブサメンなんてね。対立図式と言うか、安直な二元論がますます幅を効かせているようにボクには見えます。

 

 そのほうが分かりやすいことは事実ですけど、たとえばイケメンとブサメンの間には、あと2㎜でイケメンだったのにというブサメンと、限りなく醜男に近いブサメンというのがあるのではないでしょうか。女性にしても、美人、まぁまぁ美人、ちょっと美人、あと2㎜で正統派の美人だったのに、というケースから、色っぽいブス、愛嬌のあるブス、妙に魅力的なブスなど、様々なバターンが考えられます。よってボク自身は、ブスもブサメンという言葉も、美的感性の欠如を暴露したバカな表現だと思っているんですけどね。

 

 さらに分かりやすいのが、カネ持ちとビンボー人です。どこまでがカネ持ちで、どこからがビンボーかなんていう定義より、そのどちらとも言えない中間層が圧倒的に多いことは明らかですよね。この中間層はさらに無数の状況がグラデーションになっているわけです。

 善と悪だって、そんなに簡単に区別できることではありません。だったら貧困層にカネを配ったという泥棒の鼠小僧や、法に背いて忠義の仇討ちをした四十七士の複雑な内容を心に響くように「感じる」ことができなくなってしまいます。人間は算数や数学のようには生きられないのです。

 

 ある芸人が「仮面ライダーはショッカーの皆さんを平気で殺すけど、彼らにも親や子供や妻や恋人がいて、生活だってあるんですから」と、冗談で言ったことがあります。そこまで考えて絵空事のドラマを見る必要はないにしても、そのような奥行きのある想像力は、グローバル化した現代だからこそ必要になってきたように感じるんですけどね。

 

 今回のテロ事件に関する首相の声明にしても、「テロリストたちを絶対に許さない」というのは無条件に賛成します。どう考えたって乱暴で野蛮で非道な犯罪ですからね。国際的に行動できるSWATみたいな救出組織を自衛隊に作ることも必要かも知れないと思っているくらいです。

 しかしながら、首相は1月半ばにエジプトでイラクやレバノンなどに2億ドルの支援を表明しており、このことは対立図式や二元論を自ら作っていたことになりませんかねぇ。

 

 そのほうが演説としては明解で説得力があり、政治行動としても分かりやすいでしょうが、それだけでは、なぜどうしてあんな奇妙な集団が発生したのか、中東の混乱の原因は何なのか、その解決のために彼らが本当に望んでいるのは何かということが分からなくなってしまいます。というより、「そんなことを分かろうとするつもりはありません」と宣言したことにならないでしょうか。

 

 先日亡くなったドイツの元大統領、ワイツゼッカー氏はユダヤ人を大量虐殺したナチズムを厳しく批判するだけでなく、「われわれ全員が過去を引き受けなければならない」と語りました。その上で「過去に目を閉ざす者は結局のところ、現在にも盲目となる」と演説したわけです。

 

 これって、対立者をちゃんと理解しなければ、結局は自分のことも理解できないと翻訳できないですかねぇ。もちろんボクは悪や非道を憎み、正義をもって裁くことを否定する者ではありません。ただ、二元論にしてしまうことで失ってしまうものは大きいのではないかと、秘かに心配しているだけなのです。

 

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