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2015年2月13日 (金)

いつかその日が……

 

 テレビのワイドショーを見ていて「またかよ」と呆れ果てました。取材や構成に十分な時間が取れないという事情も考慮すべきですが、そもそもの立ち位置があまりにも一面的で紋切り型なんですよね。

 

 今朝は、ある町工場の技術継承がテーマになっており、その熟練した手技には確かに感動しますが、ある程度の需要と利益が望める分野なら、おそらく近い将来にコンピュータ&機械化されるか、アジアの途上国が追いかけてくるでしょう。その時に、何をもって仕事や産業を維持していくかという視点がすっぽり抜け落ちているのです。熟練した技術を持つ町工場がバタバタと閉鎖・廃業しているなんて報道は何年も前からありましたよね。ディレクターをはじめとする制作関係者はそのことを知らないのかなぁ。

 

 にもかかわらず親から子への技術継承を「すごいね」と無批判に拍手するようでは、いずれ行き詰まることは目に見えているのではありませんか。単純な技術礼賛、手工業礼賛、さらには人間礼賛という姿勢では、思考停止による危機しかもたらさないということなのです。

 むしろ、いかに熟練が必要な技術や仕事や産業でも、いずれ機械がやるようになる、あるいはベトナムやカンボジアの職人が格安で引き受けるようになると意識しておかないと、間違いなく衰退の道をたどるだろうとボクは考えています。

 

 現在は高齢者の増加で人手不足に見える医療も同じで、団塊の世代がやがて世の中から完全に退場してしまえば、医師や薬剤師などが過剰に転じるといえませんか。すでに少子化で小学校などが統廃合されていることを考え合わせれば、病院だって同じようになる可能性はありますよね。

 ボクの事務所のある恵比寿界隈でも、歯科医院に加えて民間クリニックも急増しており、いくら高齢化といっても平均寿命が100歳なんてちょっと考えられないので、経営は大丈夫かよと心配になってしまうのです。

 

 そうした人口要因だけでなく、医療にITとクラウドと人工知能が本格導入され、法律も遅ればせながら改正されるとすれば、簡単な診断はコンピュータがやるようになるでしょう。年齢にもよりますが、今でもネットを利用して自己診断する人は決して少なくないですからね。コンピュータが病気の診断をできるなら、クスリだってそれなりに選択・指定できるようになるので、人間の医師が診察するのは難病患者だけということになりかねません。技術革新の加速度を考えれば、これは決して遠い先のことではなく、コンピュータ化=ロボット化で医療費を軽減できるなら、負担の増加に喘ぐ政府と健康保険組合も積極的に推進するようになるはずです。

 

 もちろん医師会の強力な反対も予想できますが、技術革新という大きな歯車の回転を無理に止めようとしても限度があります。かくて、せっかく子供の頃から私立に入れて英才教育を施し、念願の医大を卒業してやっと医師になれたのに、就職が困難あるいは期待した収入が得られないという事態だって考えられるではありませんか。医師と同じく高い収入と社会的地位で知られてきた弁護士が、今まさにそのような事態を迎えていますよね。

 

 ボクの仕事である文章作成も、人間だけができる技ではなくなりつつあります。ちょっと前に、新聞のニュース原稿を自動化したというアメリカの報道が話題になりましたが、“刺身”に喩えられる一次情報の基本は「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうした」という5W1Hですから、プログラムを組むのはそんなに難しいことではないでしょう。

 週刊誌や月刊誌などの“干物”については、まだまだ人間にしかできない発想や文章的な技巧が必要であり、さもなきゃ“刺身”を扱う新聞に負けてしまいますが、それでもボクは記事の作り方を10パターンくらいに集約できるだろうと見ています。

 

 さて、このように何でもかんでもコンピュータと機械=ロボットに代替される「その日」は、多少の時間差と程度差はあっても、どんな産業にも分け隔てなく必ずやってくるでしょう。その時に、私たちはどうすれば生き延びることができるでしょうか。

 

 そのヒントを探すとすれば、ボクはやはり写真が発明された以降の絵画にあるのではないかと考えています。肖像や単純な風景の「写実」なら、人間はどんなに頑張ってもカメラに勝つことはできません。仕上がりはもちろん、手間や速度も、特にコストとなると圧倒的に不利ですよね。けれども、それによって画家という専門職が消滅したわけではなく、むしろアーティスト=芸術家として存続しています。果たして彼らはどうやってサバイバルできたのか。

 そういうことを、テレビでやってほしいんですけどね。

 

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