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2015年3月 4日 (水)

家具の話(前)

 

 新聞やテレビでも報道されるという、前代未聞のド派手な親子喧嘩を展開している大塚家具ですが、愛憎は別にして、経営方針をめぐる対立図式はそれほど複雑ではないように思います。「もはや家具は一生ものではない」ということをキーワードにすれば分かりやすいんじゃないかな。

 

 実は事務所を今のマンションに移転した際に、大塚家具でソファセットを購入したことがあります。ボクは変わり者なので、ありきたりの黒や茶色ではなく、明るい色はないかと探した結果、新宿店で扱っていたライトグリーンのソファを見つけたのです。かなり高価だったのですが、その頃のボクは家具なんてものは一生ものだと信じていたので、それくらいの価格でも仕方なかろうと納得しました。

 ヨーロッパでも古い家具を大切にしており、アンティークとして立派な値段が付くことも珍しくないですからね。

 

 しかしながら、数年を経るうちに、ソファの表面が薄汚れてきたのです。それなりに手入れをしていたつもりでも、何せ色がライトグリーンですから、どうしても目立つようになります。座る人が家族ならそれでも問題ないでしょうが、外部から来客のある事務所としては決して好ましくありません。

 

 そんな時に、横浜のIKEAを知ったわけです。どれどれと試しに行ってみたら、ボクの家具に対する概念では考えられないほど格安なので驚きました。

 その理由は明解で、まず購入した人が自分で倉庫の棚から商品を出して持ち帰り、自分で組み立てるセルフサービスが基本になっています。それによって人件費など相当なコストダウンが可能になるでしょう。

 次に、家具や食器などのインテリア・デザインは新人を起用しているのではないでしょうか。ボクが知っているデザイナーは見当たらず、若い人が多いように感じるからです。功なり名を遂げた大家を使うよりも価格を安くでき、かつ新しい感性やセンスを活用できるではありませんか。素材的にも高価なものは使っていないはずです。

 

 これらのことから逆算して、ボクが勝手に想定したIKEAのコンセプトは「もはや家具は一生ものではない」ということなのです。たとえば3040万円もする高級家具を買ったら、普通は死ぬまでリビングに鎮座させておかないとモトが取れません。つまり、それに飽きても容易に模様替えができないのです。ロココ調だのベルサイユ風だのといった古典的なソファにインテリアを合わせてしまったら、なおさら変えられないですよね。

 

 ところが、IKEAなら数万円でソファが買えるので(10万円を超える革製もありますが)、しばらく使ってモトが取れたら「そろそろ気分を変えてみようか」なんてことも可能になります。キズがついたり、汚れたとしても買い換えに躊躇する理由はあまりないはずです。

 

 こうしたコンセプトに是非はあるでしょう。そもそも大型の家具は長く大切に使うことが前提ではないかという意見にも、ボクは「持続可能社会」という観点から賛成します。けれども、高級ではないけど、そこそこの価格でそれなりにお洒落なデザインの家具が欲しいというニーズもありますよね。特に一般的な若い人がインテリアに使える予算は限られているので、どうしたって割安なIKEAやニトリに行くことになるじゃないですか。

 

 さて、大塚家具の内紛に話を戻すと、叩き上げとされるパパはどうやらこれまでのように会員制の高級路線で行きたいようです。ところが、一橋大学経済学部卒業の娘さんは、今の時代性に対応した廉価路線を目標としているらしい。前者の場合、客単価は高くても市場は狭く限定的です。一方、後者なら客単価は低くなりますが大きな市場を相手にできますよね。

 ただし、この路線にはIKEAとニトリという強力なライバルがいるので、それに勝てるような魅力的な店づくりや商品開発が必要になります。さもなければ、前述してきたことの正反対にあたる「安かろう悪かろう」になってしまいますよね。

 

 さらに、これまで蓄積してきた顧客層とブランドパワーを捨ててかかる覚悟がないと新しい市場は開拓できません。おカネ持ちは常に特別扱いを求める生態があり、「安物」が同居しているような高級店には足を運ばないので、両立は不可能と考えたほうがいいでしょう。

 

 それだけに、父と娘の確執が激化してきたと考えられるわけです。

 では、あなたが経営陣の一員だとしたら、どちらに賛同しますか?

 

 思いがけず長くなったので、それについてのボクの私見は、明日のブログでご紹介します。

 

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