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福助くん その6

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福助くん その5

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    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

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福助くん その2

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福助くん その1

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2015年4月27日 (月)

ゴジラ1954

 

 このブログで『ゴジラ』について書くのは3回目みたいです。念のためにサーチしてみると、2014年6月27日に「ゴジラ」、今年3月3日に「GODZILLAゴジラ」というタイトルがありました。

 

 別にゴジラに恩義があるわけではないので2回で十分だろうとは思うのですが、昨日はWOWOWで珍しく1954年公開のオリジナル版を放送していたので、つい視聴しちゃったんですよね。今から遡ること半世紀を超える61年前。「ゴジラは貴重な生物遺産だ」みたいな理由で擁護した山根博士を演じた志村喬は、同年公開の『七人の侍』でも重厚な演技を見せていますが、82年に76歳で亡くなられました。

 博士の娘役で、映画の中では紅一点だった河内桃子も98年に66歳の若さで泉下に。眼の大きな美人でしたが、2本の前歯がいくらか出ているんですよね。おそらく歯自体が他の歯よりも大きめだったようですが、それが何とも可愛くてチャーミングだったのです。ボクは子供の頃に『ゴジラ』の再放映かなんかで彼女を見て刺激されたせいか、かなり長期にわたって前歯フェチになってしまいました。ただし、Hで始まる某女性コメディアンみたいな出っ歯は絶対的な論外ということを、彼女とボク自身の名誉のために付け加えておきます。

 

 さて、映画の感想ですが、つい興奮して最後で一部をネタバレしてしまったので、これからDVDを借りようとする人は読まないでください。

 

 昔のSFですから、映像的には突っ込もうと思えばいくらでもイケます。特に水と炎だけは実写で分子を小さくできないので、それを基準に見れば、ミニチュアであることがモロバレとなります。そのほかにも、ゴジラの被害を調査に行く船を盛大に見送るというのは、何か勘違いしてないかと思わず笑ってしまいました。

 

 でも、そんなことを現代の視点から指摘しても意味はあんまりないでしょう。それよりも、冒頭のシーンからエキストラの人数が半端ではないことに圧倒されました。たとえばゴジラに襲撃された船員が命からがらイカダ()で漂着した浜辺に、その住民として百人近い人たちが集められていたのです。ゴジラから逃亡する群衆だって、そんなにも必要かなと思うほど多数にのぼります。当時は人件費が今ほど高くなかったのかな。けれども、その人海戦術が、ノシノシと移動するゴジラの恐ろしさをみごとに表現しているのです。

 

 CGでいかにすごいゴジラを造形したとしても、果たして500人以上の人間(おそらくですけど)が右往左往して逃げ惑う映像に勝てるでしょうか。この過剰なほどのエキストラの数が、ゴジラにリアリティを与えた本質的な理由ではないかとボクは思います。やっぱ人間の存在感をナメてはいけませんやね。

 

 もう一つだけ。すっかり忘れていましたが、かなり骨太なメッセージを担っているんですよね。相次ぐ水爆実験がゴジラの生存環境を破壊したなんていう設定を、よくもSFとはいえ、この時代の日本でやれたものです。サンフランシスコ講和条約を締結して日本が再び主権国家に戻ったのは、戦後7年を経た52年(発効)からですもんね。それまではアメリカの占領下ですぜ。

 にもかかわらず、アメリカの核戦略に真正面から逆らうような設定を持ち込んでいるわけです。今なら自民党から呼ばれてしまうかもね。

 さらに映画の中でも、故・土井たか子さんみたいな女性議員が国会で大臣に「隠してないで本当のことを言いなさいよ」と詰め寄る場面があります。この議員を演じているのが、知る人ぞ知る個性派女優の菅井きん。実に的確なキャスティングであり、原発論議でまんま使えそうなセリフではありませんか。

 

 このオリジナル版では、平田昭彦(84年に56歳で没)演じる隻眼の芹沢博士が発明した「オキシジョン・デストロイヤー」なる海中の酸素を破壊する兵器でゴジラを撃退することになりますが(すると水素が発生するのかな……)、ここでも「これを使って威力が判明すれば各国が争って手に入れようとするに違いない」と鋭いことを言うんですよね。だから芹沢博士は研究資料をすべて焼き捨て、自分も死ぬつもりでゴジラのいる海底に向かうのです。

 

 あららら、つい興奮してネタバレになっちゃいましたが、そんなわけでストーリーはよくできています。やっぱ批判精神を失って長いものに巻かれるようになると、アートもエンタティンメントも現実性を失ってつまらなくなると言うべきでしょうか。

 

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