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2015年6月 2日 (火)

美意識

 

 200年以上も前から続いている日本酒の蔵元を取材したことがあります。醸造所の一部は京都市の景観重要建造物、経済産業省の近代化産業遺産などに指定されているので、その歴史と伝統が想像できると思います。

 

 とはいえ、要するに酒づくりですから、基本は化学と温度計と技術の世界だろうとボクは思い込んでいました。ところが、伝統の継承というのは、そうした理論・理屈では決してないというのです。

 

 当主によれば「美意識が最も重要」として、「何が美しく、何が素晴らしくて、何が旨いかという本物のよさが理解・判断できる感覚」と語っていました。考えてみれば当然ですが、そうした確固たる判断基準がなければ、美味しいと感じられる酒ができるはずありません。

 また、いくら旨い酒といっても、同じ味の酒しか造れなければ、いつか飽きられてしまうので、おそらく100年も保たなかったでしょう。伝統を継承するということは、まったく同じことをやり続けることではなく、自己変革を繰り返していくことなのです。このことを分子生物学者の福岡伸一氏は「動的平衡」と表現しているとボクは思います。

 

 そのコアというかDNAが前述した美意識といえそうですが、様々に応用され、時には自己否定にも至るような感覚ですから、そもそも教科書や参考書なんてありません。かといって、こっちが本物で、あっちは偽物だよ、なんてことをいちいち言葉で教えていくわけにもいかない。ですから、子供たちが幼い頃から「伝統的な環境のもとで親の背中を見せていくしかない」と覚悟されてきたそうです。

 

 これは酒づくりに限らず、伝統芸とされる歌舞伎なんかもきっと同じなんでしょうね。単に上手に踊るだけのテクニックやスキルなんて練習すれば身につくはずですから、実は大したことではないのです。

 でもねぇ、近頃は何でも目先ばっかりの効率主義ですから、こうした美意識の伝達がいよいよ困難になってきました。かねてからのボクの持論ですけど、やっぱ私塾しかないのかなぁと思ったりもするんですよね。

 

 なお、明日から早朝の出張や取材が続くので、今週はこれでお休みとさせていただきます。来週の月曜日から更新いたします。

 

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