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2015年8月10日 (月)

封建時代

 

 夜中にふと寒気を感じたのでエアコンを止めたのがいけなかったのでしょうか、熱中症もどきになったようです。

 

 まさに体内に熱気がこもった感じで、久しぶりに記憶に残る悪夢を見ました。しかかりの仕事を校正している夢で、それがまた語尾や同語の反復が多い悪文ばっかりでございまして、これをどうやって修正しようかと悩む状況です。いっそのことスティーヴン・キングの小説みたいに人智を超えた化け物や妖怪変化が出てくりゃ話のネタにもなるのに、アタマを抱えるような奇妙な校正じゃどうしようもありません。

 

 そんなこんなで目が覚めた後も起床する元気はなく、グダグダと日曜日を棒に振る中で、WOWOWで映画『蜩ノ記』を見てしまいました。その内容からてっきりボクは藤沢周平の原作かと思っていましたが、葉室麟による直木賞受賞作の映画化でした。

 

 ボーッとした中でうつらうつらと見たせいか、細かい事情は理解できませんでしたが、「10年後の切腹」という奇妙な命を受けた役所広司のところに、岡田准一が監視役で派遣されるというストーリーです。役所広司は企業で言えば社史にあたる「家譜」をまとめているのですが、どうやら過去に秘めたお家の事情があるらしい。そのあたりのことが、熱っぽいアタマではちゃんと理解できず、春夏秋冬の日本の自然にこだわりを持った映画というのが第一印象です。

 

 例によって、封建時代にありがちな理不尽によって農夫の息子が殺されるなどの悲しい事件を経て、役所広司はついに「家譜」を完成させて颯爽と切腹の場に赴くのですが、そこまでの過程で、どうやら「耐えることのカッコ良さ=美学」を描くことがコンセプトなのだとボクは感じました。

 

 それがいけないというわけでは決してなく、何度も目頭が熱くなるほど感動はしたのですが、映画が終わった後で、日本の封建時代というのは実に巧妙な支配構造だったことに気づかされたのです。

 

 まだ思考の途上ですけど、要するに個の不満や不平が公の破壊にまで及ぶのを自制することを美学と感じさせる制度ではないでしょうか。だから個人の自己犠牲を尊ぶことはあっても、お城に住む連中に対して徹底的に反抗するまでには至らないわけですね。歴史を遡れば、武士といえども寝返りや主人を変えるのはあったりまえというのが戦国時代だったのに、徳川幕府になってからは支配・被支配の関係が道徳や倫理と完全に結びついてしまったようです。だから、真っ当な文句や批判を言うにも切腹覚悟ということになります。ピラミッド構造が精神性にまで及んでいることが際立った特徴といえるんじゃないかな。

 

 殿や上役はどんなに身勝手であっても服従するのが常識。お家はどんなことがあっても維持しなければならない。そのために個人が死を賭すのはむしろ格好いいという自己犠牲の美学というのでしょうか。

 そうした精神性は、実のところ太平洋戦争を経て、現代にも継承されているように思います。切腹や特攻はもはやあり得ませんが、そのかわりに自分の良心を殺すことは至るところで行われている。というのも、熱中症がもたらしたボクだけの妄想でしょうか。

 

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