笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« ニューヨーク公立大が学費無料に! | トップページ | たまらんなぁ »

2017年1月 6日 (金)

論理より演技

 

 裄丈=袖の長さを1㎝ほど詰めて貰ったシャツを引き取りに行ったのですが、店員さんが昨晩に深酒でもしたのか、あまりにもダルな対応だったので正月ボケの目が覚めました。

 

 しかも、引き取り伝票に「支払い済み」と大きく表記されているにもかかわらず、「これ、支払い済んでますかぁ?」とドヨーンとした投げやりな感じで、ボクを見ないで訊くわけです。こちらもムカムカして、「伝票に書いてあるだろ!」と思わずつっけんどんな言い方で返してしまいました。

 

 こういう場面に対応した「売り言葉に買い言葉」というみごとなことわざがあります。意味は「相手の乱暴な言葉に対して、同じように応酬することのたとえ」(『故事ことわざ辞典』)ですから、ジャブを不意打ちされたらストレートで返すみたいなことかな。不特定多数の客を相手にする小売業の店員としては、そもそも「売り言葉」を放つこと自体がタブーなはずですが、あくまでボクの感覚ですけど、近頃のJRや電話も含めて、不快な印象を与える対応が目立つんですよね。

 

 悪気なんて毛頭ないはずですが、こういう人たちは自分の言い方や表情が他人に与える印象をまるで意識していないと思うのです。ちょっとした抑揚の付け方だけで、同じ言葉でも印象はガラリと変わります。「お支払いは済んでいますか?」と明るく可愛い感じで言うだけで、「ええ。その伝票に書いてありますよ」と穏やかに応答できるじゃないですか。

 

 さらに、お詫びや謝罪ともなれば、言葉で表現される内容なんかより、言い方と表情が最も大切な要素になってきます。文章では表現しにくいのですが、抑揚に乏しいボーッとした「すいません」では火に油を注ぐことになりますが、「(こんなことをしでかしてしまってホントにまったく)すいません!」と申し訳ない感を全開にすれば、相手の印象は真逆です。仮に「自分勝手な無理ばっかり押しつけるからミスっちまったじゃねぇか、このアホバカ、カス野郎が!」と心の中で毒づいていても、言い方ひとつで「どうやら深刻に反省しているみたいだから許してやろうか」と思わせることも可能なのです。

 

 しかしながら、そうした言い方や表現の訓練を、家庭はもちろん、学校でもあんまりやっているとはいえないでしょう。面接を伴う受験準備を除いて、そんなことをいくら練習してもテストの点数をアップできないからです。学習塾も解答テクニックを教えるのが本業なので、喧嘩腰でもない限りは、言い方や表情が問われることなんてないんじゃないかな。

 

 でもね、そのままでは社会に出てから損することが少なくないのです。小売業のような客商売に限らず、現代社会の仕事のほとんどは人間同士のコミュニケーションが基礎になっています。そこで知らないうちに悪印象を与えれば、人材としての評価はどんどん下落します。せっかく実力があっても、言い方や表現で差がつくなんて悔しいじゃないですか。

 

 さらに注意すべきなのは、社会というのは残酷なところで、他人の失点は相対的に自分の得点になるので、学校のように親切に叱ってくれる人はほとんどいないのです。

 

 というわけで、ボクは「表現塾」を立ち上げてもいいのではないかと考えています。学習塾が成立するなら、社会でうまくコミュニケーションするための塾があってもいいんじゃないかな。レポートや小論文や企画書などの文章は「論理性」が最重要です。けれども会話では、論理や内容なんかより、言い方と表情で相手の心象が大きく変わってきます。

 

 ボクたちは社会という舞台に立つ役者みたいなものですから、人間としての中身や私生活や思考なんかではなく、観客=他者に向けて表現された「演技」がすべてといっていい。なのに「演技」を勉強したり、訓練されることはほとんどありません。どこぞの劇団の演出家と組んで、この塾を開校してみようかな。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

 

« ニューヨーク公立大が学費無料に! | トップページ | たまらんなぁ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

ビジネス・キャリアアップ」カテゴリの記事

社会・世相」カテゴリの記事