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2017年3月 2日 (木)

ベターしかない

 

 食品のバターでなくて、ベターBetterです。

 このところ、つくづく世の中にベストなんてあり得ないのだということを痛感しておるわけですね。つまり、限りなくベストに近いベターはあっても、ベストは達成不可能な理想ということです。

 

 こんなことを書くと「そんな年齢になって今ごろかい!」と嘲笑されそうですが、事実なんだから仕方ないじゃないか。

 不肖ワタクシは、ベストは可能だという前提で常に努力を続けてまいったつもりであります。けれども、いかに工夫して、事前にどんなに準備しても、必ず欠陥や瑕疵や不満や不平が見つかり、ベストにたどり着くことができません。それはあたかも、夏の強い陽光のもとでアスファルトにゆらゆらと浮かび上がる「逃げ水」と同じで、いくら追いかけても、その分だけ遠ざかっていくのです。

 

 そうなると、個人的なイライラは最高潮となり、関係者を責めたり、憎悪することだってあります。「なにやっとんじゃ!」って感じですよね。ところが深夜に1人になると、ベストに至らなかった原因を探し求めて思考は彷徨を繰り返し、やがて自分自身の能力不足だったことにハッと気づいちゃったりします。おかげで暗くて深い絶望の底に沈んだりすることもしばしばですから、こうした心理的なトラブルがベストを求める際の大きな問題なのです。

 

 そもそも多数の人間がかかわらないと完成しない仕事や、映画のような総合芸術や建築関係なら、そんなことは自明でしょう。でも、ボクのかかわる業界は、ゼロからの制作にしても、編集者、カメラマン、デザイナー、それにライターが揃えば完成するので、うまくいかない時の不全感も直接的なんですよね。

 

 というわけで、そんな仕事を長く続けてきた結果、ようやく見つけた真実は、ベストってのはそもそも実現不可能ということです。それを目指して仕事をするのは当然過ぎて言うまでもありませんが、冒頭に述べたように、どんなモノであれコトであっても、世の中には限りなくベストに近いベターしかないのです。それが分かるだけで精神的には健康になれるかな。

 

 ベストを諦めるというのではなく、逆にどんなことでも改善してベストに向かう余地があると認識できますよね。仮に神様・巨匠と呼ばれるような映画監督が作った最高傑作にしても、そのような認識を持てば「リメイクする余地だってありありじゃねぇーの」ということです。

 過剰な神格化を防ぐという効用もあります。

 

 そこで思い出すのがプラトンの「イデア」って奴です。世界には完全な丸や直線なんか存在しない。あくまでも計算などに役立つ思念上での純粋形であって、そんなものあるわっきゃねぇだろというのが「イデア」ですが、これがボクにとっての「ベスト」だったようです。

 

 繰り返すようですが、「そんなのあったりまえじゃんか」と思う人が多いでしょうね。しかしながら、ボクは「ベストなんかそもそもねぇよ」と言い切ることに、やはり今でも抵抗を感じてしまうのです。なぜなのかな。「仕方ない」という言葉も、最近は頻繁に使いますが好きになれません。そろそろ心臓や脳梗塞なんかの血管病を心配したほうがいいのかな。

 

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