笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« ベターしかない | トップページ | 『エロティカ・セブン』 »

2017年3月 3日 (金)

『涙のかわくまで』

 

 近頃は恋愛のもつれによる刃傷沙汰がやたら多いような気がします。そんなのは昔からあったといえば否定できませんが、16歳の女子が浮気にむかついて交際相手の腹を刺したり、同年齢の男子がフラれた腹いせで首を絞めるなんてことは滅多になかったように思います。

 

 芸能活動を行っていた女子大生に惚れ込んだ挙げ句に悲惨な刺傷事件を起こしたバカヤローがいる一方で、高齢者同士の恋愛を原因とするトラブルやら痴漢も目立ちますよね。認知症の気配もきっとあるとボクは睨んでいますが、これからは老人ホームなんかで惚れた腫れたにまつわる暴力的な事件も増加するんじゃないかな。

 

 それもこれも、皆さん「愛」と「恋」をきちんと教えられていないからだと、自称・恋愛評論家のワタクシは分析しております。

 では「愛」とはいったい何か。いろいろ言う人は様々にいますが、その本質は「思い込み」にほかならないとボクは断言します。だから「オレはお前を愛している。お前もオレを愛しなさい」なんて強制できる資格は誰にもありません。いわば「自分勝手に」愛したのですから、男女ともにどんなに惚れ込んで尽くしたとしても、その熱い想いに相手が応えてくれることを絶対に期待してはいけないのです。

 

 つまり、「愛」というのは、ひたすらに一方的な感情なのです。

 ただし、ごく稀に、双方が愛し合う幸福な瞬間があります。この状態を「恋」と呼ぶわけですね。けれども、愛は一方的な感情であると同時に「熱狂」という期間限定のビョーキでもあるので、いつかは治癒=醒めたり、他の異性に心が向かうようになります。その変化が同時期にやってこないからこそ、気持ちをうまく整理できないために、殺し殺されという悲惨な事態にも陥るのです。

 

 このように言ってみれば実に簡単なことでも、なかなか割り切ることはできません。ボクの好きな歌謡の世界でも、別れを悲しみ、それに伴う愛憎を表現した歌は膨大にあります。演歌が典型的ですが、歌というのはもともとそれが本筋ですもんね。

 けれども、西田佐知子の『涙のかわくまで』ほど不思議な雰囲気の歌はちょっとないのではないでしょうか。

 

ひきとめはしないけど

何もかも夢なのね

 

 この諦めというか、悟りきったようなイントロダクションが、すべてを象徴しているといって過言ではありません。

 

誰よりも愛してた

あなたは憎い人

 

 そんなわけで、愛はまだまだ燃え残っているので、

 

それが私のせいならば

別れるなんて できないわ

あなたがそばに いなければ

私は歩けない

 

 というフレーズが1番のクライマックスになっています。ところが、2番では、同じメロディなのに心境がすっぱりと一転してしまうのです。

 

それがあなたのためならば

悲しいけれど これっきりね

なぐさめはもう いわないで

私は大丈夫

 

 作詞は塚田茂、作曲が宮川泰。ボクが大好きな『銀色の道』コンビであり、1967年12月にシングルが発表され、翌年のオリコンでは第27位にランクインしました。これを歌った西田佐知子は『アカシアの雨がやむとき』(1960年)や『コーヒールンバ』(1961年)が代表作とされていますが、こっちのほうが彼女の艶っぽい大人の声質に似合っているんじゃないかな。

 

 いささか気だるい雰囲気の中で、恋人を想う切ない愛を盛り込みながらも、別れを引きずることのない都会的な曲想は、彼女が歌ったからこそ感じられるものでしょう。その証拠に、藤圭子もカヴァーしていますが、こちらは迫力ある低音でドのつくような演歌調。歌い方ひとつでイメージがガラリと変わる歌だということが分かります。

 

 いずれにしても、男に依存しない精神的に自立した女性像は、とても半世紀前の歌とは思えません。そのほうが男にとって都合がいいという意見もあるようですが、ボクはむしろ男のほうが圧倒的に未練がましいと思いますよ。

 

 だからといって、ただ強いだけでなく、ものすごくウェットな心情が隠されているんですよね。それを表現したリフレインが、この歌の最大の魅力なのではないでしょうか。

 

もうすこしいて欲しい

あきらめる約束の

涙のかわくまで

かわくまで

 

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

« ベターしかない | トップページ | 『エロティカ・セブン』 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

*禁・無断転載

  • このブログ内に掲載されているすべての文章、画像の無断転載、転用を禁止します。他のウェブサイトなどへの転載を希望する場合は、必ず著者へご一報ください。
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

Amazonウィジェット

無料ブログはココログ